carp2022

佐々岡監督と藤本監督の差、機能しないDH。対ソフトバンク3回戦5月29日

敵地でのソフトバンク戦は18年の日本シリーズを含め6連敗、今季はドーム球場で1勝12敗、ワーストデータばかりが並ぶ。大瀬良と森下は徹底的に研究されてきただろうが、データの少ないアンダーソンならばどうか?DHに長野、捕手が會澤。

ソフトバンク
先発投 和田 毅 左2.08
1 二 三森 大貴 左.253
2 遊 牧原 大成 左.322
3 指 柳田 悠岐 左.268
4 左 グラシアル 右.280
5 右 中村 晃 左.283
6 一 明石 健志 左.000
7 中 柳町 達 左.326
8 三 周東 佑京 左.444
9 捕 甲斐 拓也 右.192

広島
先発投 アンダーソン 右2.41
1 右 野間 峻祥 左.395
2 二 菊池 涼介 右.286
3 中 西川 龍馬 左.291
4 一 マクブルーム 右.286
5 三 坂倉 将吾 左.302
6 遊 小園 海斗 左.246
7 指 長野 久義 右.152
8 左 堂林 翔太 右.267
9 捕 會澤 翼  右.202

ここまで格が違うのか??4安打完封負け。2戦目で1点取れたのは奇跡だったのか?この3連戦、初戦から打たれたヒットは14本、12本、11本。対してカープは3本、6本、4本で奪った得点は1点のみ。

スコアラーだけの問題ではない。スタメンしかり、交代機しかり。何よりパリーグ本拠地で本来一番頼りにならないといけないDHが全く機能していない。

佐々岡監督からすれば、普段から代打起用の松山か長野しか頭に無かっただろう。ではいったい代わりに誰がいた?となるが、答えは「誰でもよかった」と、いうことになる。今一番当たっている野間とか面白かったんじゃないだろうか。他には、堂林、坂倉、健人、マクブルーム。こう考えると候補はいっぱいいた。こういった柔軟な考え方が今の首脳陣にできないことが連敗の原因になっている。

DHだけでなく、代打もだ。この3試合でどれだけの代打、代走を出しただろうか?投手交代が遅すぎるのはずっと言ってきたことだが、とにかく無策。スタメン、先発の交代、代打、代走。ベンチが動くのは送りバントくらいか?

逆にことごとく起用が当たったのが藤本監督だっただろう。千賀の代役のレイ、甲斐の代わりに起用した渡邉陸、アクシデントで降板した和田の代わりに松本裕樹、そして藤井耕哉。極めつけはこの試合で8点取った後の7回に嘉弥真が左打者の坂倉、小園をわずか2球で片づけて坂東にスイッチしたことだった。ここで長野に代打を送れない佐々岡監督よ。

この勝つための徹底ぶりはすごい。殴って倒れた相手にさらに馬のりなって殴り続ける姿勢は暴力団もびっくりだろう。とにかく勝つための最善の手を打つ。相手の反撃を微塵も許さない戦い方はとても1年目の監督とは思えないほどで、これこそが常勝軍団を引き継いだ手腕なのだろう。

先発がアクシデントで降板したとはいえ、この試合で投げたソフトバンクの投手は7人もいる。驚愕なのは、8点差ついてからでも4人の投手交代があったことだ。そして捕手も2人。対して先発が炎上したカープは使った投手は5人。これこそがベンチワークの差なのだ。

そしてここまで仲良く手をつないで負け続けたオリックスが中日相手に8対0の快勝でついに単独最下位に落ち着いた。もはや交流戦優勝の目は無いだろう。だが、試合が終わって悔しそうにグランドを眺める野間と長野の目はまだ死んでいなかった。

せめてマツダスタジアムで6連勝くらいできなければ、残りのパリーグ本拠地6連戦はとてもじゃないが勝てる気がしない。

責任投手
勝利投手   ソフトバンク 松本 (2勝0敗0S)
敗戦投手   広島 アンダーソン (2勝1敗0S)

本塁打
ソフトバンク 牧原大 3号(3回裏ソロ) 、 三森 6号(4回裏2ラン) 、 周東 1号(6回裏2ラン)

バッテリー
広島     アンダーソン、松本、薮田、ケムナ、ターリー - 會澤、坂倉
ソフトバンク 和田、松本、藤井、嘉弥真、板東、津森、モイネロ - 甲斐、渡邉

画像はスポナビ

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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