昨季はコロナで苦しみ勝率2割だった交流戦。それを考えると今年は楽しみで仕方がない。
まずはパリーグ5位のロッテから。
トップに投げるのは床田。こちらも交流戦4戦0勝2敗。16イニングで15失点とひどい結果だが、床田が覚醒したのは昨年後半からだから関係ないのか?
対する石川はパリーグ5位の防御率1.97、これを打てないと千賀、山本由伸、田中将大も打てないことになる。
広島
先発投 床田 寛樹 左2.77
1 中 野間 峻祥 左.333
2 二 菊池 涼介 右.278
3 左 西川 龍馬 左.302
4 一 マクブルーム 右.289
5 三 坂倉 将吾 左.318
6 遊 小園 海斗 左.239
7 捕 會澤 翼 右.216
8 右 堂林 翔太 右.274
9 投 床田 寛樹 左.125
ロッテ
先発投 石川 歩 右1.97
1 左 髙部 瑛斗 左.276
2 二 中村 奨吾 右.225
3 右 マーティン 左.160
4 一 レアード 右.209
5 中 岡 大海 右.220
6 遊 エチェバリア 右.223
7 三 安田 尚憲 左.238
8 捕 松川 虎生 右.148
9 投 石川 歩 右-
初戦から完敗。5安打7得点と5安打無得点。なんだこの差は。
初回から先頭の髙部がヒットで出塁して走って無死二塁。中村奨吾が進塁打、一死三塁から犠牲フライで1点を奪ったロッテ。
対して、同じく先頭の野間が出塁して菊池が送りバントで一死二塁。龍馬ファーストゴロで二死三塁。もうここで大きな差がついてしまった。マクブルームは見逃し三振。
五回には二死から四球で出したランナーを松川のタイムリー二塁打で失点。ロッテはここまで2安打2得点。カープは野間が2安打、五回に堂林が1安打。
終わってみればロッテ5安打7得点対、カープ5安打無得点。試合前、各バッターの打率ばかり見ていたが、髙部はパリーグトップの盗塁数を誇っていた。チーム盗塁数8のカープとはやってる野球がまるで違う。しかもカープの盗塁阻止率はほぼゼロに近い。これで石川を打ち込めないなら勝てるはずはない。
これはパリーグが強いとかの問題ではなくて、カープの弱さを露呈したにすぎない試合だ。なんで野間にすら盗塁させないのだ?何もマクブルームや會澤に盗塁させろと言ってるわけじゃないのだ。
あげくの果てに七回に新人のテスト登板。床田もパームボールをほとんど投げなかったのはなぜなのか?パームを使わずにこの先勝てるのか?また新たな問題が浮き彫りになった。
これで床田は交流戦5戦3敗。それよりも凍てついた打線が問題か。とにかくマツダスタジアムで勝っておかないと、あとになってどんどん苦しくなるぞ。
責任投手
勝利投手 ロッテ 石川 (4勝2敗0S)
敗戦投手 広島 床田 (4勝3敗0S)
本塁打
ロッテ 中村奨 2号(8回表3ラン)
バッテリー
ロッテ 石川、小野、小沼 - 松川、柿沼
広島 床田、松本、ターリー - 會澤
画像はスポナビ
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