「虎を3タテすると次のカードは3連敗」発動対巨人1回戦、四月の初勝利。moja.asia

開幕カードで阪神に3連勝したヤクルトは次のカードで3連敗。そして次に阪神を3タテしたカープは中日に3連敗。ということで阪神に3連勝して広島に乗り込んできた巨人はこのカード3連敗のフラグが成立した。

開幕から9試合が終わって、巨人が8勝1敗で首位。2位のカープは6勝3敗でゲーム差2。このカード3連勝で入れ替わりとなる筋書き。

その第1戦目。先発は前回勝ちが付かなかった九里亜蓮。

1　右　西川龍馬　　左　.297
2　二　菊池涼介　　右　.273
3　遊　小園海斗　　左　.139
4　一　マクブルーム　右　.273
5　三　坂倉将吾　　左　.314
6　左　松山竜平　　左　.316
7　捕　會澤翼　　　右　.261
8　中　上本崇司　　右　.370
9　投　九里亜蓮　　右　.000

そして松山をレフトにすえる攻撃型スタメン。あたっていない3番小園は昨季戸郷相手に６－０。ここをどうするかと思ったがそのまま据え置き。今年の佐々岡監督は完全データ重視なのかと思ったらそうでもないんだな。

しかしこれがまた大当たり。初回ツーアウトから小園が右中間フェンス直撃の二塁打で出塁すると坂倉のタイムリーで生還して先制。１対１の同点で迎えた六回にも先頭打者の小園出塁で松山が勝ち越しタイムリーを放った。

結局この試合の小園は今季初の３安打猛打賞、松山も３－１で１打点がついた。初回に３四球した九里は七回１１６球１失点で初勝利。さすがのスタミナだろう。遠藤にもこれくらいのスタミナがあれば、もうちょっと勝てると思うんだけどな。
最後は中崎、栗林につないぎ理想的な形で逃げ切り連敗ストップ。

この試合が終わってチーム防御率が2.79まで戻ってようやくリーグトップ。打率.265もリーグトップ。後はマクブルームの本塁打待ちだな。