13時半開始予定だった試合は前夜からの雨で午前10時に早々と1時間遅れのアナウンスが流れた。そして14時30分になり監督のメンバー表交換時にまた雨、雨雲が上空に残る中、午後2時35分プレーボール
ショート田中広輔
セカンド菊池
レフト龍馬
ライト誠也
レフト松山
ファーストクロン
サード堂林
キャッチャー曾澤
ピッチャー野村祐輔
センター大島
セカンド阿部
サード高橋周平
ファーストビシエド
ライト平田
ショート京田
キャッチャー木下拓哉
レフト根尾
ピッチャー小笠原
中日は不動のオーダー。高橋、平田にまだヒット無し。腹が座っている。かたや佐々岡監督は松山を戻してきた。前日3三振の大盛ではそれも仕方なしか。それにしても長野はどう使うのだろう?
開幕2試合から一転試合は投手戦。というよりも、カープの打線が全く機能しない試合になった。
初回は二死一二塁で松山キャッチャーフライ。2回と4回はランナーを置いてノムスケ。3回は広輔と菊池をランナーに置いて龍馬が併殺。
膠着状態の中5回に先頭広輔が塁に出て、無死一塁から菊池に送りバントなしでライトフライ。6回は根尾のエラーで無死二塁からクロン、堂林、會澤が凡退。
7回は二死満塁から代打坂倉がセカンドゴロで2者生還するも、与田監督のリクエストでジャッジはアウト。8回には二死一、二塁で広輔が三振、さらに9回は二死満塁から堂林が三振。
全ての回で出塁して計10安打16残塁。ちなみに17残塁が球団記録だ。
これで勝てるはずがない。
ノムスケは安定の6回81球、定時上がり。むしろ少ない調整で良くここまで仕上がったな。もはやベテラン投手だ。
明るい話題と言えば菊地とアツが猛打賞。8回代打の長野も初ヒット。
投手では森浦、栗林が連投でやはりこちらも、森浦は7回、栗林は9回を0に抑えた。栗林に限っては2試合連続の三凡。
森浦は京田にヒットを許し、木下拓也が送りバントで一死二塁から根尾を三振。そして代打福留との対戦は四球、ただ次の大島をどん詰まりのファーストゴロにきってとった。福留との対戦や怖い大島を抑えた経験はものすごい糧になるはずだ。
そして9回表、捕手・石原貴規の初出場。栗林とバッテリーを組んで見事な三凡。後は矢野の代走出場か。
あと1本がでない典型的な試合だった。それよりも与田監督のリクエストよ。絶対アウトのタイミングでもリクエストする姿勢に執念を感じた。
開幕カードが終わって、まだヒットの無い松山と9回代打で初ヒットを放った大盛。そして3試合でヒット1本打率、.111のクロン。次の阪神戦でここをどうするか?佐々岡監督の決断の時が迫る。
<広島ー中日 3回戦>◇2021年3月28日・日曜日 マツダスタジアム
123 456 789 R 安 失
中 000 000 000 0 5 1
広 000 000 000 0 10 0
バッテリー
中日 小笠原、福、谷元、又吉、祖父江 - 木下拓
広島 野村、森浦、ケムナ、栗林 - 會澤、石原
090-3990-0645