ファースト松山とサードに堂林がスタメン。二十歳の玉村昇悟の出番でプロ初登板。バッテリーを組むのは同じくプロ初スタメンの石原貴規で2019年ドラフト5位-6位バッテリーだ!
1(二)菊池 涼介 右.358
2(中)羽月 隆太郎 左.424
3(右)鈴木 誠也 右.323
4(左)西川 龍馬 左.266
5(一)松山 竜平 左.250
6(三)堂林 翔太 右.176
7(捕)石原 貴規 右.000
8(遊)小園 海斗 左.333
9(投)玉村 昇悟 左-
1(中)桑原 将志 右.257
2(遊)知野 直人 右.000
3(右)オースティン 右.298
4(左)佐野 恵太 左.311
5(二)牧 秀悟 右.300
6(三)宮﨑 敏郎 右.291
7(一)ソト 右.171
8(捕)嶺井 博希 右.200
9(投)濵口 遥大 左.000
玉村昇悟のプロ初登板初先発は初回を3者凡退でデビューを飾った。その裏の攻撃、菊池がまたも初回にヒットを放つと羽月が送って誠也がショートゴロからヘッドスライディングして一死一、三塁として龍馬のセカンドゴロの間に1点を先制。
だが二回、玉村は牧に二塁打を打たれると、ツーアウ二塁からソトの打球がショートを強襲(記録は小園のエラー)して同点。
四回にはオースティンのソロとソトのツーランで3点を失った。五回にも1点を失った玉村のデビュー戦は五回、101球を投げて被安打5、被本塁打2、奪三振3、与四球2、失点5(自責4)という結果になった。
結果負け投手にはなったが高卒二年目、二十歳の投手が初先発で五回を投げ切った事を評価したい。
一方の「7番・捕手」でプロ初スタメンで玉村とバッテリーを組んだ石原貴規は七回の第3打席を無死二、三塁で迎え、ワンボールから高めのチェンジアップをライナーでライト前にはじき返しプロ初ヒットで2打点を挙げて、初打点も記録。その後、一死一塁から代打長野の場面で走って、プロ初盗塁を決めて、初先発・初安打・初打点・初盗塁を記録した。
守っては玉村、コルニエル、塹江、大道をリードして最後まで捕手として守り切った。
チームの将来を担う新たなる二つの若い力が光った試合ではあったが、チームは負けてまた5割を切った。
29試合を戦って13勝14敗2引き分けで勝率.481。首位と5.5ゲーム差。3、4月を五割で終えれるかどうかで、今季優勝争いに絡めるかどうかが決まる。次の対阪神3連戦を3連勝するつもりで戦わないと、希望が絶たれることになりかねない。ここからが正念場だ。
<広島ーDeNA 6回戦>◇2021年4月29日・木曜日 マツダスタジアム
123 456 789 R 安 失
Ⅾe 010 310 000 5 8 1
広 100 000 000 3 8 1
責任投手
勝利投手 DeNA 濵口 (1勝3敗0S)
敗戦投手 広島 玉村 (0勝1敗0S)
セーブ DeNA 三嶋 (0勝2敗3S)
本塁打
DeNA オースティン 3号(4回表ソロ) 、 ソト 2号(4回表2ラン)
バッテリー
DeNA 濵口、エスコバー、山﨑、三嶋 - 嶺井
広島 玉村、コルニエル、塹江、大道 - 石原
090-3990-0645