さあ、5割に戻して、9連戦。このままスタメンが落ち着くのか?ベイスターズ打線にオースティンとソトが加わった。森下暢仁の連敗ストップがかかるマウンド。
1(二)菊池 涼介 右.360
2(中)羽月 隆太郎 左.400
3(右)鈴木 誠也 右.318
4(左)西川 龍馬 左.267
5(捕)坂倉 将吾 左.225
6(三)安部 友裕 左.347
7(一)クロン 右.245
8(遊)小園 海斗 左.200
9(投)森下 暢仁 右.000
1(中)乙坂 智 左.500
2(遊)倉本 寿彦 左.256
3(右)オースティン 右.282
4(左)佐野 恵太 左.309
5(二)牧秀 悟 右.307
6(三)宮﨑 敏郎 右.272
7(一)ソト 右.143
8(捕)戸柱 恭孝 左.140
9(投)大貫 晋一 右.000
お立ち台に上がった森下暢仁が「きのうの夜、いっしょに頑張ろねと言って寝たので、打ってくれてほんとに良かったです」と言うと、同じくお立ち台の上の羽月は、「きのう屋上で森下さんと月を見て、キレイだねって言ってきょうそれが力になったと思います」と満月の日の勝利を喜んだ。
打線はこの日も初回から先頭の菊池がレフト前に運ぶと続く羽月は得意のバントヒット。連打でチャンスを作りながら無得点。2回は先頭の安部、そしてツーアウトからは森下がヒットを放ったがやはり「後一本が出なかった」
だが三回、羽月から始まった攻撃がようやく繋がり、坂倉のタイムリーでまず1点。そして安部の犠牲フライで2点目、さらにクロンが打って、小園がタイムリーでもう1点。ここで最初の打席でヒットの森下がまた打ってタイムリー!二死一、三塁から菊池がストレートの四球を選び、二死満塁として打席にはみたび羽月。
初球を打った打球をセカンドがジャンプしたその上を超えていき走者一掃のスリーベースヒット!この回一挙7得点となり大貫をノックアウトした。
見事な攻撃、見事な打線。今季一番つながりを見せた。
森下暢仁は五回にも先頭の小園がレフトオーバーの二塁打を放つと、初球バントで一死三塁として、菊地のタイムリーにつなげた。
さらに八回にはこの試合で唯一ヒットの出て無かった龍馬がバックスクリーンに飛び込むツーランホームランを放ち、スタメン全員安打を決めた。
投げた森下は四回に四番の佐野にソロを食らったが、八回を投げて被安打3、七つの三振を奪って105球でマウンドを降りた。九回を高橋樹也が締めて10対1の快勝となった。
それにしてもこの日プロ初の猛打賞の羽月の活躍が凄い。先発した全5試合で複数安打を放っている。森下暢仁は連敗を止めて3勝目。
4月に21歳になったばかりの羽月、23歳の森下。22歳の坂倉、20歳の小園、21歳の中村奨成。そしてルーキーズトリオ。若い力が今のチームを引っ張る原動力となり3連勝。良いかたちで9連戦のスタートとなった。
森下と羽月のお立ち台
森下 連敗してたので勝とうと思ってマウンドに上がりました。チームもいい流れに乗っていた中、自分のマウンドが来たので猛流れにのっちゃえという気持ちで行きました。
(三回打線の援護すごかったですね)もう最高です。
(隣にいらっしゃる羽月選手のタイムリーヒットはどんな思いで見ていましたか)きのうの夜、いっしょに頑張ろでと言って寝たので、打ってくれてほんとに良かったです。
羽月 (プロ初の猛打賞です、おめでとうございます)ありがとうございます!
(第1、2打席の足を生かしたヒットについて)何とか自分が塁に出てあとの人に繋ごうという思いで打席に入りました。
(三回は自らのヒットで始まりまた満塁で回ってきました、どんな気持ちで入りましたか?)えっと、きのう屋上で森下さんと月を見て、きれいだねって言ってきょうそれが力になったと思います。
(今季6度目のマルチヒット、打撃で何かつかんだものは)あまりないんですけど、毎日毎日が勝負だと思っているので1球1球大事にしたいです。
<広島ーDeNA 4回戦>◇2021年4月27日・火曜日 マツダスタジアム
123 456 789 R 安 失
Ⅾe 000 100 000 1 3 2
広 007 010 020 10 16 1
責任投手
勝利投手 広島 森下 (3勝2敗0S)
敗戦投手 DeNA 大貫 (1勝2敗0S)
本塁打
DeNA 佐野 2号(4回表ソロ)
広島 西川 5号(8回裏2ラン)
バッテリー
DeNA 大貫、国吉、中川、石田 - 戸柱、髙城
広島 森下、高橋樹 - 坂倉
090-3990-0645