「恋は雨上がりのように」眉月じゅん

めちゃくちゃ良い作品を見つけた!と思ったら結構古い作品でアニメ化されて実写映画まで公開されていた。そら面白いはずだわ。
「恋は雨上がりのように」眉月じゅん(まゆづき じゅん)

 

まずこの作品、eBookJapanで1巻が無料で読めます。

試しに読んでみて下さい。その後必ず全巻購入しちゃいますから。

それにしても良い作品だった。まあもっとも僕の場合、女子高生、45歳、陸上、純文学など僕がハマる要素も強すぎたが、それらを抜きにしても名作だろう。

橘あきら。17歳。高校2年生。感情表現が少ないクールな彼女が、胸に秘めし恋。その相手はバイト先のファミレス店長。
ちょっと寝ぐせがついてて、たまにチャックが開いてて、後頭部には10円ハゲのあるそんな冴えないおじさん。
海辺の街を舞台に青春の交差点で立ち止まったままの彼女と人生の折り返し地点にさしかかった彼が織りなす小さな恋のものがたり。

絵がキレイでキャラがたってて、ものすごい間が上手いんよね。そしてなんといってもストーリーが良い。時々セリフ無しで進む場面があるが、あれがものすごくいい!

そしてそのストーリーの展開というのか、見せ方がものすごく上手いんだ。

これは最初から終りが決まって描かれていたんだろうか?タイトルも秀逸だ。

仮に17歳の僕が読んだらどんな風に感じただろうか?読みながら何度もそんな事を考えた。

めっちゃお勧めの作品。

ここから先はちょっとネタバレ含みます。

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この作品でひとつだけわからなかったのが9巻の第73話だ。
加瀬 亮介と姉の関係があの後どうなったの気になるところなのと、その後の忘年会であきらに殴られた加瀬 亮介が見たかった。
10巻の雪の日の場面とか同級生だったらみたいなシーンもものすごい良かった。
とにもかくにも良い作品でお勧めだ。

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ああああ

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