今見ているドラマ『THE BLACKLIST/ブラックリスト』
これについて書きたい事がやまほどあるのだが、なんせまだ視聴中で昨日ようやくエピソード8の7話まで見終えた。全218話中の第159話だ。残り59話。頑張ってみるぞ。
が、昨日見た8-6「ウェルストーン・エージェンシー」の回のことだけは今どうしても書きたい。
この作品に早くから登場していたグレン・カーター役の俳優さんがちょうどこの時期に亡くなられたらしかった。彼の名はクラーク・ミドルトン。ブラックリストでしか彼のことを知らなかったが、とてもキャラがたっていて面白いと思っていた俳優さんだ。
『ブラックリスト』最新エピソードは、故クラーク・ミドルトンに捧げる
海外ドラマNAVI 2021年2月17日
そしてシーズン8の第6話「ウェルストーン・エージェンシー」の作品の中で彼のためのお別れ会が開催されたのだ。しかもそのために本物の歌手であるヒューイ・ルイスが本人役として登場されたから驚いた。
最初は意味がわからなかった。ドラマが始まりなぜかグレンが死んだことになっている。なぜ突然グレンが死んだのか?ひょっとして1話見逃したんじゃ無いんだろうか?そんな事を思いながらみているといきなりヒューイ・ルイスが登場した。これってリアルタイムではどうだったんだろうか?
グレン役のクラーク・ミドルトンさんが亡くなったのってシーズン8を撮り終える前だったのかー。こういうストーリーにせざる得なかったわけだ。本当にヒューイのファンだったのかも。ラストはレッドじゃなくてジャーエムズ・スペイダーの言葉でしたね。
— mika yoshie (@mc06201) June 29, 2021
ブラックリスト見てるんだけど、ヒューイ・ルイスがゲスト出演して笑ってしまった。レディントンの表情もオモロいし。頭の中でPower of Love流れたわw
— HIDEZO (@crazybadbrain) May 9, 2024
やはり突然だったんだ。なんの前触れも無かったらしい。
これまでも何度か誰々に捧ぐというキャプションがドラマ終わりに入った事はあったが、グレンはやはり特別だった。そして10年も続くドラマなら亡くなられる方がいても不思議ではない。
それにしてもこの演出はすごい。他のドラマでもこんなの見たことが無い。だってひとりの俳優さんの死をドラマの中で役者さんとして追悼するんだぞ。今さらながら最後のレッドの言葉を思い出して涙があふれてくる。
グレンの遺灰持って自由の女神に上がり、そこでヒューイ・ルイスがレイモンド・レディントンに向かって「グレンは」と尋ねる。
それに対して
「そうだグレン
グレンは、とても多くの顔を持っていた。息子であり公務員であり趣味のボーリングではチームが誇るプレーヤーで南地区のトーナメントでは、二度の準優勝を飾った男でもある。そして何より本当に優秀な追跡者だ。
でも彼は、ああまったく、それだけのおとこじゃなかった。グレンは実に腹のたつ、失礼な、最悪な男でもあった。
快楽主義者で上から目線で嘘つきでずるかった。
だがひとつだけ彼に無縁なのは、、、恐れること。グレンは恐れなかった。
自分が批判されることも間違うことも、恐れずに友達を作りロマンスに浮かれ、冗談をいった。すべってもだ。
楽しむことを恐れず、タイミングの悪さにも、どんな結果にも臆せず、どんなに困難な任務でもどんな危険でも恐れなかった。
なにより私を怖がらなかった。いちども。はっ。人生がグレンにとってどんなにツラくアンフェアだった時でもグレンは人生を愛し返した。愛して受け入れた。なんの躊躇もなく、失望もせず後悔もせずだ。
そうできるものは、めずらしい。
どうか、、より大勢が彼のように恐れずにいられるように、彼を亡くしてそれがいちばん残念だ。
そしてもし可能なら、彼についての記憶が、なるべく長く私の中に残りますように。。」
これはレイモンドとしてのジェームズ・スペイダーの言葉だろう。
いや、本当にすごいドラマだよ。残り59話。このペースだとぎりぎり今年中に見終えることができるかな。
グレン・カーター、そしてクラーク・ミドルトンに心よりお悔み申し上げます。南無阿弥陀仏。
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