テレビとか映画とか

映画『変な家』先に小説を読むべき

ちょうどこの映画が公開された頃に長男が『変な家』が見たいと言い出した。結局タイミングが合わず映画館には行けなかったから、結構楽しみにしていたのだ。

そして見終わって素直な感想が「くっそくだらん、ただのホラー映画」だった。

それもそのはず、僕は小説も読んでなければ、内容も全く知らずに、ただただ『変な家』という奇抜なタイトルに勝手にミステリーを期待していたのだ。

だが、映画が始まって最初に変な家があり、そこから殺人が行われた事が大前提で物語が進んでいく。なんのことやらちんぷんかんぷんだった。なぜ家の間取りがおかしいだけで殺人があったことになるのか?これがわからなかった。

だがその答えはどうやら映画の前の小説にあるらしい。
wikipediaを見ると主人公なる雨穴の設定がこうなっている。
本作の語り手。ホラー作家。知人の柳岡から相談を受けたことを契機として、不可解な間取りをした家の存在を知っていく。
小説版や漫画版ではオカルト専門のフリーライターの設定で、漫画では長髪の中性的な人物として描かれる。

と。

大前提として主人公は「ホラー作家」「オカルト専門のフリーライター」なのだ。映画ではこの解説がないのでいきなり見ると、なんでやねん?となってしまった。

それにしてもだ、映画の全部を通して『変な家』というタイトルもおかしくて、なんなら『呪いの左手』くらいにしてほしかった。家の間取りとストーリーが全くかみあってないと思う。この作品において家の間取りは本筋へ行くためのきっかけでしかないのだ。

今回主人公を演じた間宮祥太朗という人を初めて知ったけど、福山雅治そっくりじゃないか?栗原を演じた佐藤二朗さんって方はどっかで見たことあるな。

あとまたまたエンドロールで驚いたのが、高嶋政伸、斉藤由貴、石坂浩二だった。気づかんもんだねー。

総合評価として☆1、点数は100歩ゆずって10点だな。100歩譲ったのはもし、小説を読んでたらどうだったんだろう?ってとこね。それがなければ0点だ。

映画『変な家』

公開日:2024年3月15日
監督:石川淳一
原作者:雨穴(うけつ)
原作:『変な家』(雨穴によるウェブ記事→書籍化→続編『変な家2』も刊行)
映画脚本:丑尾健太郎
撮影:江崎朋生
原題:変な家
配給:東映
劇場公開日:2024年3月15日
ジャンル:ミステリー/ホラー/サスペンス
製作年:2024年
製作国:日本
上映時間:111分
字幕・翻訳:―(日本映画のため)
音楽:川井憲次
主題歌:Aimer「800」

キャスト

雨男/雨宮(あめおとこ/あめみや) — 間宮祥太朗
栗原文宣(設計士) — 佐藤二朗
宮江柚希 — 川栄李奈
片淵慶太 — 長田成哉
柳岡(マネージャー) — DJ松永(Creepy Nuts)
片淵綾乃(柚希の姉) — 瀧本美織
片淵文乃(重治の妻) — 根岸季衣
森垣清次 — 髙嶋政伸
松岡喜江(柚希と綾乃の母) — 斉藤由貴
片淵重治(祖父・本家当主) — 石坂浩二

AIによるテーマ・見どころ
「変な間取り」をきっかけに広がる都市伝説的ミステリー。
主人公が一軒家の不可解な設計図に興味を持ち、調査を進めるうちに、家に隠された“異様な秘密”と、そこに住む人々の過去が浮かび上がってくる。ネット発の都市怪談が、映画ならではのリアルな空気感とスリルで描かれるのが大きな魅力です。

建築的な違和感が、人間心理の闇と事件につながっていく展開は“間取りミステリー”とも呼ばれ、他にはないユニークさ。映画では恐怖演出よりもサスペンス要素が強く、観客に「もし自分の家がそうだったら…」と考えさせる仕掛けが散りばめられています。

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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