下水流昂のトレードが発表された。
下水流と言えばほとんどの人が2016年の活躍を思い出すだろうが、僕の場合はちょっと違う。
その3年前、2013年10月3日の前田さんの引退試合である。この日の試合にプロ初出場として同期の鈴木誠也と共にスタメンに名を連ねたのが下水流昂だった。
スタメン発表があり、球場が少しざわついたのを覚えている。前田さんの引退試合、絶対に勝たなければいけない試合でプロ初出場の選手を出すのはいかがなものか?と、僕もその時はそう感じたように思う。だがこの試合でしっかりと初安打を記録した。それを球場で見れた事を今では誇らしく思える。
その3年後の活躍は誰しもが知るところだが、僕が生で下水流のプレーを見たのはこれが最初で最後じゃないだろうか。その試合の先発だった福井君も今では楽天の選手として活躍しているのだから、本当に人生はどうなるかわからない。
そして下水流の代わりにやって来るのが楽天の三好匠だとういう。詳しくはわからないが、データを見る限りではほとんど下水流と変わらないタイプだが、ポイントは少しだけ若くて、内野手だとういう事だろうか。
果たしてこのトレードの真意はどこにあるのか?それは鈴木球団本部長の言う「先も見据えればうちは右打ちの内野手が手薄」という事だろう。確かに外野は野間がいて龍馬が入り、控えに長野さんがいて、そして髙橋大樹が頭角を現し、まだ岩本もいて若手の正隨優弥がいる。そう考えると、下水流の出場機会が限られてくるのはもったい無いと思う。
ただ、個人的には今季髙橋を上げるよりも下水流にもっとチャンスを与えて欲しかったと思わなくもない。そこは緒方監督の判断だからどうすることもできないが。
そして、三好匠の獲得は、まさに「先を見据えた」ものであり、すでにFAを獲得している菊地やこれから獲得する田中広輔の流出に備えての事である事は容易に想像できる。
何はともあれ下水流君、6年半の間お疲れ様でした。楽天に行って、これからも頑張って下さい。ありがとうございました。
三好匠君、ようこそカープへ。タモツも居るし早くチームに溶け込んで、いっぱい活躍をしてくれる事を願います。そのために我々は全力で君の事を応援することを約束します。
下水流選手トレードか
確かに外野が固まってきた中でもあのスイングスピードはすごかった
試合前には地元広島をはじめ西日本一帯に大きな被害をもたらした
大雨災害の被災者へ両チームおよび審判団も一緒になった募金活動
半旗を掲げた日
10-9の接戦でのサヨナラホームラン後のコメントは忘れない pic.twitter.com/vkHu6e6k9o— チッチ ☆彡次回8/10 8/11京セラ (@carpcarplove) 2019年7月2日
球炎「名脇役・下水流に続け」を読んで
トレードが決まって、下水流を紹介したツイートを見るけど、この球炎こそ楽天ファンに読んでもらいたい。
その実力と貢献度は、複数の球団からオファーがあったことも、充分頷ける。楽天での活躍わただただ期待するのみ! pic.twitter.com/FL0wX9cLL1
— 王城鯉太 (@OujyoK) 2019年7月3日
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