田舎に住むんでいると、村の奉仕作業みたいなもんが年に何度かある。都会でもあるんだろうか?
船津の実家にいる時も、道普請に溝普請があった。まあ、道掃除(草刈り)と、溝掃除だな。ただ、実家なので親が出てくれていた。基本的に1件に1人でれば良い。
ここ相生市矢野町に来てからは、半日奉仕活動(草刈り・年1回)、河川草刈り(年2回)、そして鹿猪防護柵点検(年3回)と村の奉仕活動だけでもこれだけある。それプラス、祭りだ寄り合いだとのと色々あるのだが。奉仕活動としては年6回。
草刈りはまあええとして、鹿猪防護柵点検は山のある地区でないとやる事が無いだろうか。これがまた、かなりきつい。山じゅうにはりめぐらされてワイヤーメッシュをたどって歩いていくのだが、山をふたつほど越える。まあそんなに高い山でもないのだが、病み上がりで運動不足の僕が悲鳴を上げるには十分な運動量だ。
しかも手にはハンマー、しの、番線、16ミリの1.5メートルほどの鉄筋を2~3本持って。そうしながら、猪や鹿がワイヤーメッシュに穴を開けていないか、猪がその柵の下を掘り返していないかなどを点検していく。ちなみに写真は山に入る前に撮ったもので、山を歩きながら写真を撮る余裕は無い(笑)
昨年は一度、雨の日に当たったから本当にきつかった。そんな時は蛭にもやられる。今年は幸い、雨は無かった。それでもキツい。それも今日で3回目。今年の点検がようやく終わった。4月に1回目、そして7月と8月で1回ずつ。一番暑い時期に2回あるっていうのも、中々しんどいもんである。
この作業はある意味ここに引越して来て、一番驚いたかもしれない。それも含めた田舎暮らしというもんだ。
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