映画『ロボコップ』Robocop movie

映画『ロボコップ』

1988年(昭和63年)、僕が高1の年に日本で公開されてめちゃくちゃ話題になっていた映画。ただ僕はリアルタイムで見ることができなかったし、その後も結局見る機会がないまま37年の歳月が流れてしまった。

この手の映画はなんとなく、そのタイトルやイメージから勝手にこんな映画という思い込みができて、それもあってみる機会をどんどん奪われたりもするもんだ。
ロボコップの場合、刑事映画、ロボット映画、ロボットの刑事が活躍して犯罪を防ぐ、もしくは犯人を逮捕するみたいな感じかな。だが、37年の時を経てようやく見たロボコップはそんな素人のあさかな想像をはるかに超えた作品だった。

●映画『ロボコップ』(1987)
・公開日:1987年7月17日(米国)
・監督:ポール・ヴァーホーヴェン
・原作者:エドワード・ニューマイヤー、マイケル・マイナー(原案)
・原作:なし(オリジナル脚本)
・映画脚本:エドワード・ニューマイヤー、マイケル・マイナー
・撮影:ユースト・バカーノ
・原題:RoboCop
・配給:オライオン・ピクチャーズ
・劇場公開日:1988年2月11日(日本)
・ジャンル:SFアクション、サイバーパンク
・製作年:1987年
・製作国:アメリカ合衆国
・上映時間:102分
・字幕・翻訳:林完治(日本版)
・音楽:ベイジル・ポールドゥリス
・主題歌:特定の主題歌なし(劇伴音楽のみ)

・キャスト
役名/俳優(声優)/吹替声優
アレックス・マーフィ / ロボコップ:ピーター・ウェラー/(声)今西正男/玄田哲章(テレビ版)
アン・ルイス巡査:ナンシー・アレン/(声)弥永和子/佐々木優子(テレビ版)
ディック・ジョーンズ(OCP幹部):ロニー・コックス/(声)小林勝彦/小林清志(テレビ版)
クラレンス・ボディッカー(犯罪組織のボス):カートウッド・スミス/(声)阪脩/大塚周夫(テレビ版)
ボブ・モートン(ロボコップ計画主任):ミゲル・ファーラー/(声)池田勝
ドナルド・ジョンソン(OCP幹部):フェリット・フォーラー/(声)滝口順平
エミール(ボディッカーの部下):ポール・マクレーン/(声)池水通洋
レオン(ボディッカーの部下):レイ・ワイズ/(声)大滝進矢
ジョー(ボディッカーの部下):ジェシー・D・ゴインズ/(声)島香裕
リード署長:ロバート・ドークィ/(声)内海賢二
ローレンス:マイケル・グレゴリー/(声)石田太郎
サル(武器商人):リー・デラーノ/(声)千葉繁
スティーブ・ミンツ(ニュースキャスター):マリオン・ラムジー
ジェシー(ニュースキャスター):マリウス・ウェイアーズ
オールドマン(OCP会長):ダン・オハーリヒー/(声)田中康郎/納谷悟朗(テレビ版)
※テレビ吹替は複数版が存在するため、代表的なものを記載しています。

●作品テーマ
企業支配が進む近未来社会で、「人間とは何か」を問う物語です。超人的な兵器として再生された元警官が、機械として扱われながらも、徐々に失われた自己を取り戻していく姿が核となっています。アイデンティティ、私企業の暴走、治安と民主主義の関係など、サイバーパンク的なテーマが多層に重なります。
●みどころ
暴力描写の激しさと社会風刺が共存する独特の世界観が魅力です。ロボコップが歩くたびに響く重い金属音、ポールドゥリスの荘厳なテーマ曲、容赦ないアクション。そしてロボコップの「記憶が戻る」場面は、冷たい機械のボディに宿る人間性が際立つ名シーンです。80年代SFの象徴的な存在として、今見ても色あせません。
●あらすじ
犯罪が多発するデトロイト。巨大企業OCPは治安維持のため、殉職した警官アレックス・マーフィをサイボーグ警官「ロボコップ」として蘇らせる。圧倒的な戦闘力で犯罪を掃討していくロボコップだが、次第に過去の記憶が蘇り、自分を殺した犯人と企業内部の陰謀に気づいていく。人間としての自分を取り戻すため、そして都市を腐らせる組織の闇を暴くため、ロボコップは立ち上がる。

ああああ

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