開幕第2戦目。先発マウンドに上がったのは、トミージョンの手術を終えた復帰した床田寛樹、3年目の左腕。対する巨人バッテリーはカープ初対戦のヤングマンと炭谷のバッテリー。
カープが前日と同じスタメンに対して、巨人は6番以降をゲレーロ、中島宏之、炭谷と入れ替えてきた。
これを見た時は勝てると思たけどなー。。。結果は床田が4回に2点を失って、その裏誠也が1号ソロで1点差にしたが、6回先頭の丸を四球で歩かせて、続く岡本がライトフェンス直撃の2塁打。無死二、三塁としてから陽岱鋼をセカンドフライに打ち取ったところで101球となりヘルウェグにスイッチ。
変わったヘルウェグからゲレーロがセンター前にはじき返して2者生還。結果的に床田寛樹の4失点となった。
床田は初回の丸を三振にしとめたが、4回に四球を与えて失点、結局6回も同じパターンとなったが、よく頑張ったと言えるだろう。丸の怖さを一番知っているのは誰よりもカープ投手陣なのだ。丸が出塁して得点に繋がる場面は我々が一番多く見てきた。まだ若くて経験の浅い床田ではちょっと抑えるのは難しかったかもしれない。これから経験を積んでそこで勝てるようになるしか道は無いのだ。
何よりこの日は審判にも問題があったように思わなくもない。。まあそれは言うまい。
それよりも得た物も多い試合だった。まず誠也に1号が出た。この1本は今季誠也が50本以上打つ上での始まりの1本である。
そして床田ががんばった。終盤では代打の小窪もヒットを放った。
投手陣はヘルウェグの後、レグナルト、一岡とつないで最後はもう一人の黄金ルーキー島内颯太郎がデビューを飾った。こちらも失点こそしたが「オープン戦とは違って、雰囲気もあり力が入るから思うようには力を発揮できない」と緒方監督が話した通り、むしろここからが彼らの戦いの始まりとなる。
マツダスタジアムで巨人に負けたのは非常に悔しいが、残りの広島での試合を全部勝ってくれればそれで良い。今のカープとマツダスタジアムにはそのパワーが存分に備わっているのだから。
<巨人―広島 1回戦>◇2019年3月31日 マツダスタジアム
123 456 789 R 安 失
巨 000 202 001 5 9 2
広 000 100 100 2 2 0
勝利投手 [ 巨人 ] ヤングマン (1勝0敗0S)
敗戦投手 [ 広島 ] 床田 (0勝1敗0S)
セーブ [ 巨人 ] クック (0勝0敗1S)
本塁打 [ 広島 ] 鈴木1号(4回裏ソロ)
巨人バッテリー ヤングマン、吉川光、中川、クック - 炭谷、小林
広島バッテリー 床田、ヘルウェグ、レグナルト、一岡、島内 - 會澤
090-3990-0645