映画『奇跡のリンゴ』阿部サダヲ主演。ドキュメンタリーを超えた作品。

映画『奇跡のリンゴ』

木村さんのリンゴのお話。映画があることは知ってたけど、まさか阿部さんやったとは知らなかった。そしてこの映画はキャストが完璧やと思った。特に阿部さんなんだけど、その阿部サダヲをはじめ、菅野美穂やお義父さん役の中村梅雀、ほかに青年部や農協の人々なが皆完全にはまることによって、ドキュメンターが見事にエンタメになってるなと思いました。

あと、クレジットを見て気が付いたが、木村さんも婚礼の場面で出演してはるんだな。そんな遊び心が良かったのかも知れん。
それから音楽がジブリの音楽担当やってる久石譲さん。特別に作品の中で音楽が印象に残ったわけでは無いんだけど、自然に溶け込んだ心地のよい音楽だったのかもしれない。もう一度見る機会があれば注意して聞いてみようと思う。

ただのドキュメンタリーじゃない、良い映画だった。

公開日:2013年6月8日
・監督:中村義洋
・原作者:石川拓治
・原作:『奇跡のリンゴ ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録―』
・映画脚本:吉田智子
・撮影:浜田毅
・原題:奇跡のリンゴ
・配給:東宝
・劇場公開日:2013年6月8日
・ジャンル : ヒューマンドラマ
・製作年:2013年
・製作国:日本
・上映時間:129分
・字幕・翻訳:―なし
・音楽:久石譲
・主題歌:BUMP OF CHICKEN「虹を待つ人」

■キャスト(できるだけ詳しく)

木村秋則/阿部サダヲ
木村美栄子(妻)/菅野美穂
木村征男(父)/中村梅雀
木村佐代子(母)/伊武雅刀
農家仲間・岩淵/池内博之
弘前大学教授・青木(農学の助言者)/田中泯
農協職員・神田/原田徳子
新聞記者・吉村/笹野高史
本間健次(農家仲間)/矢島健一
森武志(農家仲間)/近藤芳正
柏木(農家仲間)/光石研

木村家の長女・木村華恵(幼少期)/山口まゆ
木村家の次女・木村瑞穂(幼少期)/渡邉空美

リンゴ研究者(弘前大学)/倍賞美津子
リンゴ研究者(大学関係者)/木村翠
中学校教師/大地康雄
青森りんご農家(近隣農家役)/村杉蝉之介
農作業仲間/皆川猿時
農作業仲間/佐藤直子
農作業仲間/川村ゆきえ

その他、多数が青森のリンゴ農家として出演。

【作品テーマ】
“常識を疑い、自然と向き合い、諦めない心”が作品の核心です。
農薬なしでは育たないと言われたリンゴに挑むことで、人間と自然の関係、本当の努力とは何か、家族が支える強さとは何かを静かに問いかけます。絶望と希望が何度も交差しながらも、それでも立ち上がる意志が描かれています。

【みどころ】
青森の四季を映し取る映像が美しく、特に荒れ果てたリンゴ畑と、やがて実る奇跡の瞬間は胸に迫ります。阿部サダヲが見せる“泥にまみれた挑戦者”の表情は迫真で、妻を演じる菅野美穂との夫婦の絆が作品に深みを与えています。久石譲の音楽が物語を柔らかく包み、静かな感動をいっそう引き立てます。

【あらすじ】
青森のリンゴ農家・木村秋則は、妻の体調不良をきっかけに「農薬を使わずにリンゴを育てる」道を選びます。しかし、リンゴは病害虫に弱く、農薬なしではほとんど栽培不可能とされる作物。挑戦は失敗続きで、畑は荒れ果て、家計は破綻寸前、家族は限界に追い詰められていきます。
それでも秋則は自然を観察し、知恵を絞り、答えを探し続ける。
長い絶望の果てに、ある“自然の状態”に気づいたとき、奇跡のようにリンゴの木が息を吹き返し、美しい実をつけ始めるのです。
実話だからこそにじみ出る重みと、静かな感動が心に残る物語です。

ああああ

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