岸和田出張のついでに岸和田城へGo!
櫓門。左に「千亀利(ちきり)城」右に「猪伏(いぶせ)山」と書かれている。
岸和田城の別称は「猪伏山(いぶせやま)ちきり城」。「ちきり」とは、機(はた)のたて糸をまく器具で、本丸と二の丸を重ねた形が「ちきり」に似ているところから由来するといわれています。
また、ちきり城は「千亀利城」「蟄亀利城」とも書かれます。
月曜日は休場だった。後で考えると市営駐車場が閉まってたのも全部そうだ。この辺りいったいの観光交流センター、だんじり会館、まちづくりの館、きしわだ自然資料館など全てが月曜日が休みになっていた。
ところが櫓門のところまで行ってみると、門番のおじさんがせっかくなんで中へどうぞと通して下さった。天守には登れないけど、庭園は見ていただけますよと言って下さったのだ。中に入ると僕以外にも二人ほど撮影をしてる人がいた。調べずに行くのは僕だけじゃなかったのだ。
酒造用に使われていたと書いてあったがなんでこの場所に置いてあるんだろう?
そして石垣は補修中だった。これは珍しい物が見れた。来年の3月いっぱいまでだ。
天守の前に国指定名勝の岸和田城庭園(八陣の庭)がある。これが天守に登ってみると素晴らしいのだが、残念ながらこの一番のメインが見れなかったのだ。
また次回行かねばだな。
お城を出て周囲をぐるっと回ってみてひとつ不思議な事に気が付いた。
内堀の石垣の下に犬走りがあるのだ。
珍しいなと思って調べてみると、岸和田市の公式にもちゃんと書かれていた。
五風荘と岸和田高校側の本丸の石垣の下に、さらに、犬走り石垣といわれる周堤帯があります。これは、正保の城絵図にすでに描かれています。
軍事的な意味から考えると、本丸への敵の侵略に拠点を与えるということから矛盾した造りで、他の城では、ほとんど見られないものです。
では、なぜ造られたのでしょうか。それは、上部の石垣が壊れ易いので、補強するために造られたものと考えられています。
なるほど。納得。
堀には鴨がいっぱい泳いでた。
今回は完全攻略ならず、むしろ敗戦だと思う。これから岸和田出張は時々あるだろう、またリベンジだな。
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