先日、4月2日のDeNA戦で、菊地の連続守備機会無失策記録が567で止まった。
その件に関して、僕はいささか周りが騒ぎ過ぎだと感じていた。菊池自身は特に気にしていない様子だったし、僕もそれならそれでしょうがないと感じていた。それも野球の醍醐味のひとつである。
もちろん僕の意見などどうでもいいが、菊地にしったって審判相手に文句言う事も出来ないだろう。立場的に。
まあたったひとつのエラーがそれほどの騒ぎになる菊池のすごさよ。それで充分じゃないか。それでこそ我らの菊池なのだ。
とうとうこの日が来てしまいました。八回、守備の名手菊池がとうとう失策。連続守備機会無失策記録が567で止まりました #carp #菊池涼介
— 中国新聞カープ番記者 (@chugoku_carp) April 2, 2021
ただ、後から後からあれは審判のミスだみたいな記事をたくさん見かけた。そのほんとんどが「あれは捕ってもセーフのタイミングだから」と書いてあったと記憶している。
そして昨日になって日刊スポーツがカープとDeNAの両球団から「記録訂正」の要望書が出されていたが、判定は覆らなかったと報じた。
広島菊池涼介の失策 要望書出され再検証も変更せず 日刊スポーツ
その記事中にはこう書かれている。
セ・リーグ杵渕統括は「投手の頭を越した詰まった打球だが、普段内野安打と判断するより極端に弾んだ打球ではないと判断した。菊池選手が果敢にチャージして捕球時はハーフバウンドで残念ながら弾いたが、捕球は可能であったと判断した。捕球していないのでどのような体勢で一塁に送球したかは分からないが、やさしい体勢ではないことも想像している。仮に捕球したとして打者走者の桑原選手は塁間の半分あたりに位置しており、もし捕球して送球していたのならアウトのチャンスがあったのではと検証した」
なんと驚くなかれ、審判団はなんと、菊地ならあれを捕ってさらにアウトにできると判断したと書かれているぞ Σ( ̄ロ ̄lll)
さらには、
「記録員の決定が明らかに誤っている時は真摯(しんし)に改めるが、明らかに誤っているとまではいかない。菊池選手の連続記録のストップ、世の中の反響があるのは理解しているが、純粋に当該プレーを検証した。かたくなに記録員の判定を支持したわけではない」
もはや審判から見れば菊池は神の領域にいるようだ。その神様が神プレーをできなければそれはもはや、エラーなのだよ。
次に菊池の記録を抜くのは果たして菊池か。それとも矢野か。
カープファンとしてこれほど誇れる事は無い。
広島・菊池涼の失策判定 DeNA「異例の援護」でも覆らず 毎日新聞
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