『ベスト・キッド:レジェンズ』見に行ってきました。
感想としては「まあまあ良かった」
僕としても意外なんだが「めちゃくちゃよかったーー」じゃないんだなこれが。じゃあどこかつまらなかったのか?というと、そうでもなくて映画のできは100点ってくらい良くて、ストーリーもよくできてたんだ。
ひとつだけ僕が失敗したなと思うことがあって、それはこれを見に行くにあたってちゃんと『ベストキッド』の1作目、1984年のやつを見てわかったつもりになっていたが、多分シリーズ全部みとくべきだったのかも知れない。
シリーズは第1作『ベスト・キッド』(1984年)、第2作『ベスト・キッド2』(1986年)、第3作『ベスト・キッド3 最後の挑戦』(1989年)、第4作『ベスト・キッド4』(1994年)、リメイク版の『ベスト・キッド』(2010年)、そして最新作の『ベスト・キッド:レジェンズ』(2025年公開)があって、今回のレジェンズ以外で『ベストキッド』が4作と、リメイク版があるわけだが、ひょっとしたらリメイク版からつながった部分があったんじゃないんだろうか?映画を見ながらふとそんなことを感じた。
そこはまだわからないので今は考えないことにして、それでも今作だけでも十分に面白かったことは間違いないのだ。
話の流れとしてちゃんと『ベストキッド』を踏襲しとるのが良いんだろうな。その上でロッキーみたいな展開になっていてそれはそれで面白かった。
演出の面白かったのが、バイクが止まってしまった時の音楽の止まり方な。何か所か同じ演出があったけど、あれ面白いね。
特にジャッキーチェンが監督でもないんだけど、ちゃんと声に出して笑える、思わず声が出てしまうくらいの笑いがあったのもポイントだったな。
ここのとこ『ライド・オン 』と『A LEGEND/伝説』を立て続けに見て感じていたことだが、もうジャッキーチェンのアクションは見れないんだなーと。まあ彼の年齢を考えると当たり前のことだけど、やっぱり子どもの頃からずっと憧れ続けた人なんで一抹の寂しさというのか、そんなものを感じながらこれがスクリーンでみる最後の神の姿かもしれないと思ったらちょっと泣きそうになったり。
まあそれはこの作品とは直接の関係のないところだな。良い作品でした。ありがとうジャッキー・チェン。
『ベスト・キッド:レジェンズ』
原題:Karate Kid: Legends
公開日:
アメリカ:2025年5月30日
日本:2025年8月29日予定
監督:ジョナサン・エントウィッスル
脚本:ロブ・ライバー
撮影:ジャスティン・ブラウン
音楽:ドミニク・ルイス
製作総指揮:ジェニー・ヒンキー、ラルフ・マッチオ
配給:ソニー・ピクチャーズ(米・日ともに)
製作年/製作国:2025年/アメリカ合衆国
上映時間:94分
ジャンル:武術アクション・青春ドラマ
キャスト
リー・フォン:ベン・ウォン(新主人公/カンフーの天才高校生)
ミスター・ハン:ジャッキー・チェン(カンフーの師匠/2010年版から登場)
ダニエル・ラルーソー:ラルフ・マッチオ(オリジナル版主人公/空手の師匠)
ヴィクター:ジョシュア・ジャクソン(ミアの父)
ミア:セイディ・スタンリー(リーの友人)
ドクター・フォン:ミンナ・ウェン(リーの母、ハンの姪)
コナー:アラミス・ナイト
アラン:ワイアット・オレフ
オシェイ:ティム・ロゾン
ミス・モーガン:シャウネット・レネー・ウィルソン
作品のテーマと見どころ
1984年のオリジナル『ベスト・キッド』と2010年リメイク版を“接続”するクロスオーバー。
ダニエル(空手)とミスター・ハン(カンフー)が共に登場し、2つの武術スタイルが融合。
主人公リーが新天地で友情と師弟関係を築き、いじめや困難を乗り越えて成長する物語。
アクションは空手の型(かた)とカンフーの套路(とうろ)の融合。
ノスタルジーと新しさが同居し、世代を超えて楽しめる構成。
090-3990-0645