今朝、保育園に行く間際になって突然「お腹が痛い」と言い出した次男。見た感じそんなに重症でもなさそう。簡単に触診して、特に問題もなさげだったので、どうする?と聞くと「行く」と言ったのでとりあえず保育園まで連れて行ったものの、やっぱりお腹が痛いと言い出した。
とりあえず様子見ようと思って連れて帰ることにした。実際のところはわからんが、精神的なもんか単に寂しかったか甘えたかったか、まあそのくらいの事だろうと思った。幸い今日は午前中は母ちゃんが居るし午後は僕が居れるのでなんとかなると考えた上の判断だった。
そして園長にその旨を伝えた。その時の会話は「今、来てるんですけど、お腹痛いって言ってるんで連れて帰ります。」と。すると園長が「大丈夫なんですか?」それはうちの仕事的に大丈夫なんですか?みたいなニュアンスに感じた。なので僕は「まあ今日はちょっと仕事が楽なんで」と答え、次男だけ連れて帰った。その時の会話はそれだけだった。
連れて帰って、お腹が痛くてお休みするんだから寝とけと。布団で寝かせて仕事をしていると1時間ほどして治ったと言い出した。もう痛く無くなったと。案の定だった。退屈したんだろう。そら何もなくて寝とくくらいなら保育園で遊ぶほうが楽しいだろう。
と、いうことで保育園に連れて行こうとお母ちゃんが保育園に電話すると「そんな風に甘やかしてもらったら困ります」的な事を言われて怒られたらしい。クセになるとかなんとか。相手は園長。さらにその事を「朝、お父さんにも、ちゃんと言いました」と言われたと言うのだ。いや、聞いてませんが。朝の会話は前述の通り実にあっさりしたのもだった。それを、さも自分の言ってることが正論かのような言い方でしかもある事無い事おりまぜてまでおかあちゃんに説教するってどうなんだ?
とりあえず母ちゃんから聞いた話の中でおかしいことが2点。
ひとつめはまず「僕にも伝えた」という事。これはあきらかに違う。嘘をついたつもりか、もしくは自分が言ったつもりになってるのかは知らんがとにかく僕は聞いてない。
もうひとつは、これは決定的な育児の考え方の問題。むしろこっちのほうが重要かもしれない。それは「親が子どもを甘やかしてはいけません」という考え方。この甘やかすという部分が抽象的で誤解もあるかもしれないが、それは抱っこし過ぎてはいけないとかそういうことじゃないと思うのが僕の考え方だ。むしろ抱っこしてほしいとか手をつなぎたいとかっていうコミュニケーションを取る行動はやり過ぎるぐらいやりなさいと僕は教えてもらった。それが例えば10歳の子どもでも。
今回の場合、次男がお腹痛いといったのは何らかの淋しい信号を送ったと思ったのだ。それをあまり痛がって無いという判断で無理やり保育園に預けることが果たして良かったのだろうか?僕はそうは思わない。むしろ休んでいいよ、おうちに居てもいいよと言えた事が彼を助けたと思っている。だから1時間ほどで、もう大丈夫となったのだ。
たらればになるが、もし今日無理やり保育園に行かせれば、明日の朝もお腹が痛い、行きたくないと言ったかもしれない。それをほんの少し彼に向き合ってあげることで彼の心は満足したんではないだろうか?
それを、甘やかしたらクセになるとか、お腹が痛いなら病院行って診断書取って来い(的なことも言われたらしい)とかどうなんだ?しかもそれが園長先生だというから始末が悪い。たまたまだがうちは引越しがあったので今行ってる保育園とは別の保育園のやり方や先生たちも知っている。しかも前の園にも5年ほど通ったのだ。前の園の先生方はそんな事は一切なかった。子どもの心を優先的に考えて下さっていたと今さらながらに思う。
だが、今の園では自分たちの仕事が増える事を嫌うところがあるように思える。例えば休みの予定の子がいきなり行くと給食がひとつ増えるとかそういった事だ。
向こうにその気が無くてもそういう風に見えることが良くあるんだから仕方がない。そしてそれを正論のようにして親や子に威圧的な態度を取ることがある。これは他から小耳にはさんだ話。
ところが僕が送迎に行っても、誰一人僕に面と向かって文句を言う人はいない。今日の園長がその例だ。要するに自分より弱い所へむかってそのようにしているとしか感じない。
今日のところはその後、園長とも顔を会わしてないし、僕もあまり事を荒立てようとは思っていないので何も言わなかったが、今度こういうことがあれば一言言わせていただきたいと思っている。その時のために忘れないようにここに書いておいた。
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