スポンサーリンク
『事件』という映画を見た。1978年(昭和53年)の映画で原作は大岡昇平の推理小説。丹波哲郎、大竹しのぶ、 渡瀬恒彦、松坂慶子などが出演している。正直主人公が誰なのかよくわからない。少なくとも松坂慶子と渡瀬恒彦は主演では無いことはわかる。
この作品が通常のミステリー作品と違うのは、警察や探偵が事件を解決するのでなく、冒頭から裁判が始まるというところだろう。犯人役の被告(長島敏行)の裁判を経て事件の真相があきらかになっていく、あまり見た事の無い作品だった。ゆえに面白かったのだが。
ただそれが現実的かというと、リアリティには欠けるんじゃないだろうか。実際の裁判を知らんのだけど。公判中に次から次へと事件の真相が出てくるなんて、現実には無いだろう。まあ作品として面白いから別にかまわないのだが。
しかし今回はたまたま子どもたちは見ずに僕1人で見たのだが、この頃の映画の濡れ場というのかラブシーンというのかベッドシーンというのか、ものすごいおっぱい見えてしもてるな。いや、この作品にいたっては、新宿?のキャバレーなのかあれは?(1時間7分あたり)。この当時のキャバレーなのだろう。おっぱい出した女の子がいっぱい踊っていた。今時のキャバクラなんかより全然楽しそうじゃないか。なんともうらやましい。おそらくこの時代、都会にはこんな店があったんだろうな。
検事約の人がチャーリー浜なのだろうか?とずっと気になっていたけど、どうやら芦田伸介という方らしい。良く似てるな。
当時の撮影なので当たり前のことだが、車や電車、街並みなど昭和の街並みがそのまま出てくるのも楽しかった。色んな角度から楽しめる作品だった。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
090-3990-0645