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たまたまネットで見かけて買ってみた。
「伝える力」が伸びる! 12歳までに知っておきたい語彙力図鑑 齋藤 孝 (著)
あわよくば僕が読んでも面白いかな?と思っていたが、さすがに子ども向けだなこれは。と、少しだけ読んで感じたのだが、全くそんな事は無かった。
構成として
STEP1 感情基礎語 言い換え力アップ
STEP2 状況説明力を鍛える
STEP3 ポジティブ変換でコミュニケーション力アップ!
STEP4 観察眼を磨く「目の付け所」探しトレーニング
STEP5 大人も知らない、文豪たちの日本語
の5章に分かれて書かれていて、STEP1、2は比較的簡単な言葉多いが、STEP3以降は非常に為になった。
STEP4の観察眼を磨く「目の付け所」探しトレーニングでは、――感想が単調になってしまう1つの要因は「ものの見方が平板で、目の付け所が見つけられない」こと。世界や日本の名画・絶景、名所、景勝地・史跡、遺跡 などを見ながら、どのようなところに注目すればよいかを学ぼうと書かれていて、色んな絵や写真、史跡が紹介されてるのが、とても良い。
またSTEP5の「文豪たちの日本語」では、実際の作品の言葉の使い方が紹介されていて、その中身が非常に濃い内容だった。
子ども向けの本だけあって、全体的に字が大きくて、イラストも入って読みやすくなっている。これなら、ことわざ辞典が好きな長男にはぴったりかも知れない。
一回読んで終わりにならい本ってのがまたいいな。良い買い物をした。
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