原発・放射能

「原発問題」奉仕団に参加してきた。

 9月2日~4日にかけて、2泊3日で"「原発問題」奉仕団"に参加させていただいた。久々の奉仕団ということで、かなり楽しみでございました。

 実際に参加してみて、改めて色々な事を学び、たくさんのご縁をいただき非常に濃い3日間になった。
まず最初に息子はなぜ白血病で死んだのかの著者、島橋美智子さんの講演。自分で「原子力行政を問い直す宗教者の会」のホームページを作りながら、すっかり忘れておりました。息子さんを被曝労働の末、白血病で亡くされた方のお話しを聞く事によって"「原発の御謬性」とは「ヒバク問題」である"という言葉の意味がすごく理解できたように思う。
そして、藤田祐幸さん。この方もまた鎌仲監督と同じように、"間に合わなかった"、"事故が起こる前に原発を止める事ができなかった"事への後悔が非常に強く感じられた。

 2日目は、問題提起、佐々木通範さんと長田先生。パネルディスカッションに藤場先生、藤井学昭さん、岡山さん、長田先生。
佐々木さんのお話しは何度聞いても心に響く。放射能に汚染された土地での生活、除染、子どもたちの事、ご家族の事、実際のご苦労は僕らには到底はかりしれないと思うけども、それをさらっと言ってのける勇気。それもこれも「やりたくてやってるわけではない」「できればやりたくない」と。ただただ"楽しく生きたい"それだけなんだ。と。とにかくわかりやすいんですよね。だから響く。
それに比べて、その後の長田先生以下の話はさっぱりわからんかった。まだまだムツカシイです。特にわからんのが清沢満之。玉光さんも引用されるけど、ホントにわからん。まぁ微妙に感じるものがあったけど、確信がないので割愛(笑)。

 そして、藤場先生の講義。これも非常にわかり易かった。その辺り僕もちょっと成長しとるんかな?と。まあ特に今回は聖典をつかわなかったんで余計にわかりやすかったのかな?ざっくり言えば"同じ話を聞いても人によってとらえ方が全く変わる"ということ。そもそも基準が違う。善悪の基準というか、良い悪いの基準が。人は生まれた時から悪人か?違うのであれば、いつ悪人になるのか?絶対悪はあるのか?どっからどこまでが悪なのか?ネコババは悪か?10円でも悪いか?1万円ならどうか?平和とは?武装解除か?誰とも戦わない事か?誰からも攻められないように武装する事は?
多分、以前にも似たような講義を聞いた気がするが忘れてました。今回は、ぱっと思い出すだけでもこれだけありますw
最後は1人の100歩より、100人の1歩のほうが大事なんだと。あと、0と1以上は全く別物だと。まぁまたいつかきちんと整理できれば書きたいと思います。

 その後、夜の班別座談。実質今回の座談はこれだけ(笑)。そこが残念やったかな?最初にちょっとだけ座談があったけど、自己紹介で終わったし。もうちょっとゆっくり座談の時間があれば良かったなと思います。
3日目は、清掃奉仕、全体協議で終わりやったしね。その中で、3日間通して少しだけ若い人と話ができて、特に福島の大学生とかいらっしゃって、若い人の考えてる事や思ってる事も聞けました。
それを聞いて思うのはやっぱり自分はなんにもできないなと。無力なんだなと痛感しました。そして改めて、今の生活に感謝する事が大事なんだなと。「足るを知る。あるがままを受け入れる我が心の豊かさ」これすなわち"小欲足知"。あーやっぱり清沢満之の話が理解できないwww

最後に同朋会館ではっとした言葉が書いてあったので
「目の前の方を ただの人と思うなよ」読んだ時ビックリしたよ。

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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