映画『科捜研の女 -劇場版-』2021年、沢口靖子

映画『科捜研の女 -劇場版-』

テレビドラマシリーズからの劇場版。だがいまさらそのシリーズをいちから見る気もなく、いきなり映画を見てみたが一応映画だけで話がわかるようには出来ていたが、やっぱりシリーズの「ノリ」を知ってるほうがもっと楽しめるんだろうな、という感じかな。

特にストーリーやキャストに文句も無くて、むしろ金のかかった作品だなという印象ではあった。
あとやっぱり沢口康子が老けたな。彼女を最後にみたのは96年の『古畑任三郎』が最後だったから、実に30年ぶりか。そら気づかんはずだ。エンドロールの名前を見て初めて彼女だと気づいたことだ。

特に可もなく不可もないかな。ただ、テレビシリーズを見てなければ無理してみるほどのもんでもないな。

映画『科捜研の女 -劇場版-』

・公開日:2021年9月3日
・監督:兼﨑涼介
・原作者:―(テレビ朝日系オリジナルドラマ)
・原作:テレビドラマ『科捜研の女』
・映画脚本:櫻井武晴
・撮影:朝倉義人(J.S.C.)
・原題:科捜研の女 -劇場版-
・配給:東映
・劇場公開日:2021年9月3日
・ジャンル : ミステリー/刑事ドラマ
・製作年:2021年
・製作国:日本
・上映時間:108分
・字幕・翻訳:―(日本映画・日本語音声)
・音楽:川井憲次
・主題歌:遥海「声」

キャスト
※ 役名/俳優(声優)/吹替声優
(吹替のない実写邦画なので、基本は俳優名のみ記載)

科捜研・京都府警関係
・榊マリコ(京都府警科学捜査研究所・法医研究員)/沢口靖子
・土門薫(京都府警・刑事部捜査一課・警部補)/内藤剛志
・日野和正(科捜研 所長兼・文書研究員)/斉藤暁
・宇佐見裕也(科捜研 化学研究員)/風間トオル
・橋口呂太(科捜研 物理研究員)/渡部秀
・涌田亜美(科捜研 映像データ研究員)/山本ひかる
・藤倉甚一(京都府警刑事部長・警視正)/金田明夫
・佐伯志信(京都府警本部長・警視監)/西田健
・蒲原勇樹(京都府警捜査一課・巡査部長/土門の部下)/石井一彰
・吉崎泰乃(京都府警生活安全部・サイバー犯罪対策課/元・科捜研)/奥田恵梨華
・木島修平(京都府警警務部・巡査部長/元・捜査一課刑事)/崎本大海

警察庁・管区警察局ほか
・倉橋拓也(内閣府国家公安委員会警察庁・刑事指導連絡室 室長/マリコの元夫)/渡辺いっけい
・芝美紀江(近畿管区警察局・総務監察部 主任監察官・警視)/戸田菜穂

科学鑑定監察所ほか
・榊伊知郎(科学鑑定監察所・科学監察官/マリコの父・前科捜研所長)/小野武彦
・宮前守(SPring-8技官・元科捜研所長)/山崎一
・佐久間誠(警察協力受難者協会評議員・前刑事部長)/田中健

大学・研究機関関係
<洛北医科大学>
・風丘早月(法医学教室教授・解剖医)/若村麻由美
・石川礼子(ウイルス学研究室・教授)/片岡礼子
・相田勝之(ウイルス学研究室・准教授)/佐渡山順久
・柴崎勉(ウイルス学研究室・講師)/マギー
・秦美穂子(ウイルス学研究室・助教)/佐津川愛美

<京都医科歯科大学>
・佐沢真(法医学研究室・解剖医)/野村宏伸
・斎藤朗(生体防御研究室・准教授)/増田広司
・石室達也(生体防御研究室・研究員)/宮川一朗太
・長野智彦(生体防御研究室・研究員)/阪田マサノブ

<帝政大学>
・加賀野亘(微生物学教授・“ダイエット菌”研究で注目される科学者)/佐々木蔵之介
・木村柊一(加賀野の助手)/中村靖日
・森奈々枝(大学院生)/駒井蓮
・森友希枝(大学院生)/水島麻理奈

その他の登場人物
・老紳士(特別出演)/伊東四朗
・アナウンサー/福山潤

作品テーマ
長年テレビで描かれてきたテーマを引き継ぎつつ、劇場版では一段踏み込んで科学を信じることの意味
データや証拠では測れない、人間の心や倫理
この2つの対立と共存が大きな柱になっています。

「目に見える証拠」だけを追いかけると、人間の苦しみや叫びを見落としてしまう。
一方で、感情だけで判断しては“真実”にたどり着けない。

マリコたちが、科学の力を最大限使いながらも「人間の声」に耳を澄ませていく姿は、
単なる事件解決ものではなく、科学と人間性のバランスを問う物語として描かれています。

みどころ
シリーズ20年以上分の“集大成”キャスト
科捜研メンバー+京都府警+歴代の懐かしい顔ぶれが一堂に会し、
テレビシリーズを追ってきた人ほどニヤリとできる構成になっています。

日本から世界へ広がる“科学者連続転落死事件”
舞台は京都だけにとどまらず、ロンドン、トロントの科学者たちの不審死へと広がり、
いつもよりスケールの大きいサスペンスが展開します。

“ダイエット菌”という現代的なモチーフ
健康ブームと科学の光と影を象徴するような研究テーマが事件のカギになり、
便利さの裏に潜むリスクをスリラー的に見せてくれます。

主題歌・遥海「声」が締めるラスト
マリコの“諦めない心”と、被害者や遺族の「声」を重ねたバラードがエンドロールで響き、
事件の余韻と感情をしっかり受け止めさせてくれます。

あらすじ
京都・洛北医科大学の研究棟で、女性科学者が「助けて、殺される!」と叫びながら
高層階から落下し死亡する事件が発生する。現場検証を行った榊マリコたち科捜研は、
転落の状況や遺留物から“他殺の可能性”を疑うが、決定的な物証は見つからない。

ほどなくして、ロンドンやトロントでも、同じように科学者が転落死する事件が連続して起こる。
いずれの事件も「殺人の証拠がない」という理由で、自殺や事故として処理されようとしていた。

一方、土門刑事は、京都の被害者が“ダイエット菌”と呼ばれる細菌の研究をめぐり、
帝政大学の微生物学者・加賀野亘を訪ねていたことを突き止める。
加賀野は世界から注目されるカリスマ科学者で、本人には鉄壁のアリバイがあった。

マリコたちは、国内外の科学者が次々と不審死していく“死の連鎖”の裏に、
ある共通の科学研究と組織的な思惑が潜んでいるとにらみ、
証拠も前例もない難事件に科学捜査と執念で挑んでいく。

やがてマリコは、“科学そのもの”を危険にさらしかねない状況の中で、
自らの身をも賭けた最後の決断を迫られることになる──。

ああああ

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