再び世界が明るくなった。

10月28日月曜日。ついに白内障の手術を受けてきた。思えばもう6～7年前からまともに見えていなかったのだ。

そして4年前にコンタクトを買いに行った時にはっきり白内障を自覚した。その後2度の免許更新をなんとかごまかしてパスしたものの、今年の更新で次はもう無理かもしれないと思い覚悟を決めたのだった。

覚悟を決めてからは少し気持ちが楽になった。むしろこの日を待ち望んでいたかも知れない。以前ホメオパスの方に相談してホメオパシーで治るよと言われこともあったが、結局近くに信頼できるホメオパスの方がおらんれないのでそれも断念した。本当ならそちらに頼りたかったが、それを言うても始まらないのだ。僕は腹をくくった。

そしてついに手術の日を迎えいよいよ手術に臨んだ。手術はちょっと怖かった。少し痛い思いもした。5分程度と聞いていたが異様に長く感じた。早く終わってくれ、必死に祈った。多分5分程度ですんだんだろうが体感として10分くらいに感じた。ようやく手術を終えて外に出るとやたらと光がまぶしかった。世の中が明るく感じた。

何年ぶりだろう世界が明るい。こんなにも明るい世界だったのか。こんなことならもっと早くやれば良かったと思わなくもない。これでまた明るい未来が描けるだろうか。まだまだ世界も捨てたもんじゃない。さあ、サングラスでも買うか。

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