「新井貴浩選手2000本安打達成記念祝賀会」が広島市内のホテルで行われた。
緒方監督
「彼にとって本当に素晴らしい1年になったと思います。本当に若いチームを彼が引っ張ってくれました。2000安打、300本塁打。節目の試合は全部勝ち試合です。チームに勢いをもたらしてくれました。ベンチスタートのときも、ベンチの中でひときわ大きな声でベンチを盛り上げて、代打、守備固めで出る準備をしてくれました。監督としては本当にありがたく、頼もしい存在でした。来季日本一を勝ち取るためにも、まだまだ彼の力は必要です。来季も頑張ってもらいたいと思います」
黒田さん
「まさかですね。皆さん、新井の打撃がすごいのは分かっていると思うんですけど、以前は三塁を守っていました。サードに打球が飛ぶと、ドキドキ、ハラハラしながら投げていたのを覚えています。でも今はファーストで球際が強く、エラーしたら仕方ないという雰囲気に持っていった新井はすごいと思います。守備でも一生懸命やる姿が2000本につながったと思います」
「『野村さんの安打数はもう抜いたので、次は山本浩二さんの記録を超えるんだ』と豪語していました」
そして11月23日付け赤の魂から
空に向かって打て!キングオブキング編
空に向かって打て!
あの話は本当だった。
自分で自分に言い聞かせた。「大事なのは心」だと、
強烈な打球を至近距離でさばくのも、155キロを打ち砕くのも、大量点差をひっくり返すもの、そして味わったことのない優勝への階段をひとつ、ひとつ上がっていくのも全部そう。
もうひとつ大切なことは自分のためではなく、周りの人たちのためにグラウンドに立ち続けること。
空に向かって打て!
浩二さんがいる、野村前監督もいる、チームメートも黒田さんも、そして「新井が頑張ってくれたからこそ優勝が勝ち取れた、ベストナイン、たぶん私の予想ではセ・リーグMVP」とあいさつしてくれた緒方監督もいる、何よりファンのみんなが目を輝かして見守ってくれている。
「メジャーでは引退撤回がザラにあるらしいですよ」と振ったら隣りの「黒田さん」が「それは120パーセントないです」と返してきたのが残念だったが、本当に充実した1年だった。
錚々たる顔ぶれの先輩たちが次々に温かい言葉をかけてくれた。2000安打達成記念祝賀会の最後、心に浮かんだ言葉をそのまま感謝の気持ちとともに述べて1600人の前で頭を深く下げた。
本日はこんなにたくさんの方に集まっていただきびっくりしています。ありがとうございます。
(ええぞー、あらい、と拍手)
発起人の皆様方、それを手伝っていただいた事務方のみなさま、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。
(拍手)
思えば、約9年前、誰が今のこの自分の姿を想像したでしょう。
(誰もしとらん!の声に会場笑)
…ですね、
カープのユニホームを着て、2000本を打たしてもらって、そして優勝までさしてもらって本当に夢みたいな1年でした。
(大拍手)
これも一重に帰ってこいと言ってくれたカープ球団、温かく迎えてくれたファンの皆様、監督、スタッフを始め最高のチームメートのおかげだと思っています。
(大拍手、あらいーの声飛び交う)
(新井さんの人格がそうさせたんだ!の声に会場沸く)
今シーズンが始まる前に、正直申しまして、優勝という文字は何となく見えてたんですけど…
(場内、おー!)
日本一というてっぺんになる文字は、正直見えなかったです。
それが、25年ぶりの優勝で、来シーズンに向けてはっきりと、日本一という山の頂が見えてきました。
(場内騒然!)
最高のチームメート、そして最高のファンの皆様とともに、日本一という山の頂に向かって来シーズン、精一杯頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました。
新井君、おめでとう。。
コイの季節をあなたにも…。
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