なぜか主力組以外で最後まで残っていた中村奨成の契約更改が無事?に終わった
広島・中村奨成 100万円減の年俸800万円で更改「野球に真摯に取り組めと話してもらった」[ 2022年11月21日 15:53 ] スポニチアネックス
なんでこんなに遅れたのか理由は不明だ。現役ドラフトと関係があるのかと思ったが、よくよく現ドラのルールを見直してみると、「2023年シーズン」の年棒が対象らしい。逆に言うと12月2日までに契約更改が終わらなければ対象外という事になるのかな?
という事で現役ドラフトのルールを確認してみた。
各球団は12月2日午後3時までに現役ドラフトの対象選手2人以上をNPBに送付する。
外国人選手、複数年契約選手、FA資格選手、育成選手などは対象外。
そして2023年シーズンの年俸が5000万円以上の選手は除外される。
ただし1人に限り5000万円以上1億円未満の選手を対象選手とすることができる。
つまり最低でも2人の選手が選ばれる中で、支配下選手のうち、1人は2023年シーズンの年俸が5000万円未満の選手。
2人目は1億円未満、もし3人目以上があれば残りは5000万円未満だが、とりあえず3人目は考えない。
さらに全対象選手の中から会議当日に各球団が獲得を希望する選手を議長に伝え、希望球団数が最も多い選手を提出した球団Aが最初の指名権を得る。
要するに良い選手を獲りたければ、可能な限り良い選手を出す事が絶対条件となるわけだ。
この条件でカープを見ると、ほとんどの選手が対象となることがわかる。投手で見ると中崎や一岡ですら選ばれる可能性があるのだ。金額だけだと野村祐輔ですら当てはまるが、これはFA資格保有者で対象外。
こうやって見るとなかなか上手くできたルールだ。
色々考えてみたが、今年の契約更改で年俸アップの選手は外して良いだろう。
という事で減額の選手を見ると投手では中崎、一岡、塹江、島内、岡田、薮田、黒原、大道、中村祐太、高橋昂也、アドゥワ誠の計11人。
野手が、三好、林、宇草、石原貴規、正随、そして中村奨成の計6人。全部で17人まで絞り込めた。
このドラフトを少しでも有利に進めようと思うとやはり、捕手の石原と奨成は筆頭候補になる。
ただ、中崎、一岡、岡田、裕太なんかも十分にあり得るわけだ。個人的には薮田もありだが、おそらくここはオーナー枠でプロテクトされるんじゃないかと考える。
そして各球団が2人目をどう考えるかで、また戦略も変わるのかもしれない。
ルールとしては、各球団は1巡目で他球団から必ず1名を指名し、自球団選手から少なくとも1名を指名されなければならない。指名は2巡目まで。となっているので、1人出して済ますのか。あるいは2人目を獲得したい、もしくは放出したいと考えるのか。ここがちょっと予想がつかないな。
各球団ともに無難に済ませるならば、投手を獲得するほうが使い勝手が良いんじゃないかな。捕手が欲しい球団なんてそんなに多くあるだろうか?と、考えると必然的に投手放出路線になり、実力、実績で中崎、一岡、中村祐太が筆頭候補にならいないか?
なんか最初にイメージしてた現役ドラフトだと、三好や林クラスの入れ替えだと思っていたが、こうやって見ると中々面白いことになりそうな気がしてきた。さて、どうなる現役ドラフト。
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