11月11日、マツダスタジアムでの対中日戦をもって今シーズンの公式戦が終わった。
2対3、負け。これでもう何年も最終戦(日本シリーズも含む)を敗戦で終了している。
それにしても6月19日から始まり交流戦の無い120試合の特別なシーズン。とはいえ来年もどうなるかなんて、まだ誰にもわからないだろう。
佐々岡カープ元年、結果は52勝56敗12分けでサイゴハゴイサ。くだらん回文をキャッチフレーズにしたことでいつかきた道を逆戻りだ。
もっとも僕的には監督元年という事で成績はたいして期待していなかったのだが。
そして何より開幕が遅れた事でもう萎えた。6月7月はほとんど試合も見ていない。だから結果しかわからない。
なんといっても大誤算はジョンソンだろう。10登板で0勝7敗。もちろんキャッチャーの起用や継投も含めての事だが、これで佐々岡さん一人を責めるのはあまりにも酷だろう。仮にジョンソンが例年通り10勝していれば、チーム勝率は5割を超えていたのだ。
得点はリーグ2位の523点、失点が5位で529点。得失点差-6。
こうみるとやはり防御率が4.06が下位に沈んだ一番の原因だろうか。
だが、悲観ばかりでもない。後半にノムスケと大瀬良の離脱があった中で10月15勝9敗3分け、11月4勝2敗1分け。10月半ばから、ラスト20試合ではクオリティスタート成功18試合は大健闘だ。
そして菊池が二塁手無失策の大記録を打ち立て、鈴木誠也は球団初の5年連続3割、25本さらにまだ未確定ながら森下の防御率1点台・10勝の新人王と記録はたくさんだ。
石原が今季で引退。ジョンソンと小窪が退団するが、河田コーチが帰ってくればまた風が変わるだろう。純君がどうなるのか気になるところだが。
田中広輔がFAを熟考するようだがどうなるだろうか?もう何があっても驚かない。
水本二軍監督が退団されてオリックスに招聘された。来期は高二軍監督だ。
シーズンが終わったはたから、いや終わる前から来期に向けての構想がもう動き始めている。ドラ1の栗林良吏も未知数ながら森下レベルの期待値はある。来年のV奪回は夢では無いだろう。
今年は無かった交流戦の短期決戦がどうなるか?その結果次第で悲願の日本一も見えてくるかもしれない。佐々岡カープの未来は明るい。
広島・佐々岡監督 1年目は5位も来季に手応え 10、11月は貯金8「楽しみな選手出てきた」
【広島】鈴木誠也、5年連続打率3割&25本…王・落合・ガッツに続く史上4人目
広島・小窪 “かみしめて”赤ヘル最後の安打 退団あいさつ「また元気な姿を見せられるように」
広島 1軍ヘッドで河田雄祐氏招へい 続投決定の佐々岡監督と対話重視で機動力野球を立て直し
503度の守備機会で失策0 広島・菊池涼 史上初の二塁守備率10割 攻める守備で“究極”達成
【広島】菊池涼介のシーズン無失策「足」で捕る球際の強さ…セ記録破られた名手・高木豊氏の眼
カープ一筋19年、石原慶幸のプロ野球人生【vol.1プロ入り、そしてライバルとの正捕手争い】
他球団スカウト「あぁカープに獲られた!」「1番のビックリ指名はDeNAの…」 ドラフトウラ話【広島・DeNA編】
【小窪の一問一答全文】まっちゃん(松山)に、まだ負けたくないという気持ちもある
090-3990-0645