<広島―中日 6回戦>◇2017年5月2日 マツダスタジアム
123 456 789 R
中 110 010 001 4
広 000 222 10X 7
勝利投手 [ 広島 ] 中村祐 (1勝0敗0S)
敗戦投手 [ 中日 ] 吉見 (0勝4敗0S)
本塁打 [ 中日 ] 京田1号(5回表ソロ)、ゲレーロ3号(9回表ソロ)
[ 広島 ] 新井5号(4回裏2ラン)、會澤1号(6回裏2ラン)
中日バッテリー 吉見、岩瀬、祖父江、佐藤 - 松井雅、杉山
広島バッテリー 中村祐、中田、一岡、ジャクソン、今村 - 會澤
21歳の中村祐太がプロ初登板。5回103球、3失点。被安打5、被本塁打1、奪三振4、与四球2。見事にデビュー戦を飾った。
中村祐太のお立ち台
(お立ち台からの景色は)いやあ、すごい最高です。頼れる先輩たちがバックで守っているんで、もう試合前からバックを信じて、會澤さんのミットめがけて投げるだけだったんで、あんまり緊張せず投げれました。
声援もすごかったんで、すごい楽しかったです。
先に点を与えないつもりで上がったんですが、先に点を取られてしまったんですけどそこから打線すごくいいんで、なるべく点数を取られないようにと粘りながら投げました。
きょうはほんとに野手の方に感謝したいと思います。
(ウイニングボールは)やっぱりここまで支えてくれた家族に、渡したいと思います。きょう(球場に)来ていると思います。感謝しかないですね。ありがとうとうって言いたいです。
(では自己紹介を…)はい、えー、始めまして、中村祐太です。きょうは、ほんとに声援が力になりました。これから応援してもらえるように頑張るので球場に足を運んでください。よろしくお願いします!
お立ち台では楽しかったと言い切った。先制をゆるしても、2回に追加点を与えてもあわてず落ち着いて投げ続けた。よほど心臓が強いのか?だが、ここからが中村祐太の物語の始まりである。この先の長いプロ野球人生の第一歩を踏み出したに過ぎない。
相手が中日というのもあって、野手陣も見事な援護ができた。
一時期、2009年前後だったか?マーティー時代の対中日戦とは真逆の展開が今は繰りひげられる。中日野手陣のエラーの連発。実に愉快だ。吉見にしても、岩瀬にしてもこれがあの吉見か?岩瀬か?って感じだな。唯一元気なのは、京田ぐらいだろうか?打撃も守備も1人奮起しているように見える。
そして今日も菊池のスーパープレー。
打っても新井さんの同点弾、丸の勝ち越しタイムリー、會澤のダメ押し2ラン、エルドのタイムリー。後ろを投げた、中田、一岡も完璧だった。
これ以上ない試合展開で全員で中村祐太の初登板を後押しした試合だった。
これで中日戦は4勝0敗1分となり、全戦負けなし。まだまだこんなもんでは過去の借りは返せてない。ここまできたら、今年は中日には全勝ぐらいの勢いで戦ってもらいたい。
ありがとうカープ!ありがとう中村祐太!お疲れ様でした。
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