昨日、25日の「コイのサミット」参戦が正式に決定して、翌26日のマツダスタジアムのオープン戦、対ソフトバンク戦へ家族全員で行く事が決まった。ということで今朝早速、26日のチケットを取るためにサークルKに行ってみると、「該当の試合のチケットは売り切れました」wwwwww
マジか??と思い、帰ってネットで確認すると、なるほど、内野1階席と外野自由が売り切れとる。他にも販売があったかどうかわからんが、良い席が全部売り切れ。残ってるところで見ると内野2階席ぐらいか。
近年マツダスタジアムでのチケットが取れなくなったと噂には聞いていたが、これほどとは。オープン戦の内野1階なんて3年前までなら当日で十分入れたもんだが、まさか売り切れとるとは夢にも思わなんだ。これは2月に全試合売り出す方式の現在の販売方法では、チケットなんて取れるもんじゃないな。なぜ球団は早くこの問題も改善しないのか?これはもっとファンが動くべきだろう。
最近、ツイッターを見ていて思うのは、「ファンは球団や選手に対して文句を言ってはいけない」という風潮を見かける。気持ちはわかるが、間違ってるものは間違ってる。ダメなもんはダメとハッキリ言うべき時はあると思う。○村監督の3年目とか。え?(笑) チームが強くなったことで、しばらく野次が飛ぶようなことも減るとは思うが、やはり言うべき事は声を大にして言わないと何もかわらない。チケット問題なんて、選手には関係なく、我々ファンの問題でしかない。どうか、現状の悪い状態が一刻も早く改善されることを願う。
ちょうど昨日3月9日付けのコラム赤の魂でその問題を取り上げていたのでここに転載しておく。
熱狂がかつてこの国を戦争に導き、そして国土が灰になり、最後には死の灰まで降ってきた。
そのことは以前に綴った。
日本が戦争したがった最大の要因は島国の外に「資源」を求めたこと。言い換えれば「カネ」である。マツダスタジアムを取り巻く状況に「カネ」が絡み始めて久しい。
「男気」黒田博樹、広島復帰、新井貴浩も帰ってくる。
一昨年の2月からマツダスタジアムでの試合観戦に対する注目度は格段に上がり、そして転売屋なるものの存在や、チケットの高額販売が顕在化した。これは戦後復興の証としても特別な意味を持つ球団に、そして広島に、カープファンに、カープにかかわるすべての人々に25年ぶりのリーグ優勝をもたらした緒方監督以下、ナイン、スタッフらの、命をすり減らすような努力とはまったく違うベクトルである。
マツダスタジアムでカープの試合を見ることのできない広島市民から不満の声が上がっている。当然だ。マツダスタジアムは広島市民球場である。
「遠方から応援する選手を見にいくんです。その選手が一軍にいないかもしれない。どうしてカープは一度に全試合のチケットを売ってしまうのか?どうして他球団のように、分けて販売しないのか?いくら球団に要望しても変わらない。仕方なく、行けるかどうかも分からずに8月、9月のチケットを買っていましたが、それも今回はできませんでした」
ファンの声のひとつだ。まったく、そうだ。
中国新聞も、”いつものごとく”読者投稿「広場」のページに2度、この問題を掲載した。3月5日付紙面では「入場券転売解決策を」の見出しで「おぞましい数と金額のチケット」がネットで競売にかけられていることが嘆かれている。
3月9日付の「広場」には「チケット完売寂しく」の見出し。「発売3日目で公式戦全69試合の指定席がほとんど売り切れた」とここでも嘆きの声が聞こえてくる。
マツダスタジアム、転売…
この2つのキーワードで検索しただけでも山ほど出てくる悲しい状況が現実として生まれている。
昨年10月12日、NHKのクローズアップ現代プラスで「追跡!チケット高額転売の舞台ウラ」が報じられ広島でも話題になった。マツダスタジアムであったクライマックスシリーズのチケットが「転売」される実態に迫っていたからだ。
これだけ騒動になれば、今度は何らかの策が講じられて然るべき。そう考えたファン、関係者は多い。
だが、さにあらず。
黒田復帰の頃とほぼ時を同じくして、マツダスタジアム周辺に現れるようになった「転売グループ」(ファンの声)と思しき数人の集団。その中のひとりは昨年のマツダスタジアム購入分チケット発売日にカープベースボールギャラリーで大量にチケットを購入。今回は同窓口に並ばなかった。
が、場所がマツダスタジアムに変っただけ。ひとりで窓口をおよそ2時間半独占して500万円以上のチケットを購入し、球団関係者によって途中で購入ストップとなった。
その後、男性は「裏の方に連れていかれた」(ファンの声)がそのあと、どうなったかは分からない。問題なのはこうした悪しき事実がまったく表に出ていないこと。昨年10月に中国新聞が重い腰を上げてこの問題を報道した際に、球団担当者は「対策を講じたい」としていたが、目立った動きはないようだ。
そしてこれもまた笑えない話だが、今回、3月1日チケット発売開始日当日のカープベースボールギャラリー。今度は別の男性がおよそ300万円分チケットを購入。その金額がモニターに映し出され、それを報道カメラが“抜いて”、広島ローカルニュースでその模様がオンエアされた。
もし彼らがグルだったとすれば、数人で数千万円分のチケットを買い漁ることも可能…。
こうした状態になるまで”野放し“してきた球団側の責任はあまりにも重いと言える。
「田辺一球 広島魂」
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