ついに田中広輔のフルイニング連続出場記録が途絶えた。しかも途中交代では無い。スタメン落ちだ。それも4月からここまでで.185の打率ならいたしかた無しなのか。この決断が今後チームにどのような影響を及ぼすのか?
1(遊)小園 海斗 左.---
2(二)菊池 涼介 右.276
3(中)西川 龍馬 左.280
4(右)鈴木 誠也 右.314
5(左)松山 竜平 左.162
6(一)バティスタ 右.290
7(捕)會澤 翼 右.285
8(三)安部 友裕 左.245
9(投)床田 寛樹 左.000
1(中)荻野 貴司 右.316
2(左)鈴木 大地 左.299
3(二)中村 奨吾 右.238
4(三)レアード 右.277
5(一)井上 晴哉 右.242
6(遊)藤岡 裕大 左.235
7(右) 岡 大海 右.222
8(捕)柿沼 友哉 右.182
9(投)種市 篤暉 右.---
前回の楽天戦で5被弾の床田寛樹は初回を3人でしとめてから6回90球無失点の安定の投球。
プロ入り初スタメン1番の小園海斗は初回第一打席で初ヒット。その後は三振、三振、レフトフライ、セカンドゴロに倒れたが、初回のヒットで菊池が送り、龍馬のタイムリー3ベースで初得点を記録。
その後も、會澤、誠也、龍馬に本塁打が出て6回までに6点を奪った。
6回を終了して6対0。ここで交代となった床田に代わってマウンドに上がった、一岡、中村恭平、レグナルト、さらにはフランスアまでが失点を許し、9回とうとう6対6に追いつかれてしまった。
最後はブラントンが申告敬遠を含む3四球で一死満塁となり、バティスタが倒れた後に、會澤が初球で決めてサヨナラ勝利となった。
その歓喜の輪の中には背番号51の姿があった。この試合でプロ初打席初安打やプロ初三振、プロ初エラーを記録した小園海斗はこの先も数多の試練が待ち受けているだろうが、十分にそれを乗り越えられるポテンシャルを発揮した。
一方、記録の途絶えた田中広輔は試合が始まると最前列で声を出して、しっかりとチームを鼓舞していた。そして八回に代打で出場して9回の守備へつき、三木の放ったショートゴロを軽快にさばいた。
その姿はこれまで何度もチームの危機を救ってきた、あの田中広輔と全く同じであり記録ストップ、スタメン落ちの影響など微塵も感じさなかった。やはり頼もしいカープのショートストップである。
<広島ーロッテ 1回戦>◇2019年6月18日 マツダスタジアム
123 456 789 R 安 失
ロ 000 000 411 6 13 0
広 212 001 001X 7 10 2
勝利投手 [ 広島 ] フランスア (5勝2敗2S)
敗戦投手 [ ロッテ ] ブランドン (0勝2敗0S)
本塁打 [ 広島 ] 會澤8号(2回裏ソロ)、西川4号(3回裏2ラン)、鈴木18号(6回裏ソロ)
ロッテバッテリー 種市、チェン・グァンユウ、東條、田中、ブランドン - 柿沼、田村
広島バッテリー 床田、一岡、中村恭、レグナルト、フランスア - 會澤
090-3990-0645