龍馬君は26試合連続安打中、山崎隆造さん(84年)に並ぶ球団2位タイ記録だ。高橋慶彦さんの33に届くか?投げるのは大瀬良対十亀、予測不可能でさてどうでしょう?
1(中)秋山 翔吾 左 .333
2(遊)源田 壮亮 左 .264
3(二)外崎 修汰 右 .229
4(一)山川 穂高 右 .274
5(捕)森 友哉 左 .356
6(三)中村 剛也 右 .228
7(指)栗山 巧 左 .254
8(左)戸川 大輔 左 .190
9(右)金子 侑司 両 .205
先発(投)十亀 剣 右 防御率4.67
1(中)野間 峻祥 左.284
2(二)菊池 涼介 右.281
3(一)バティスタ 右.314
4(右)鈴木 誠也 右.341
5(左)西川 龍馬 左.299
6(指)松山 竜平 左.155
7(捕)會澤 翼 右.277
8(遊)田中 広輔 左.192
9(三)安部 友裕 左.239
先発(投)大瀬良 大地 右 防御率2.04
9回、打順は2番菊池から。その菊池、次のバティスタが簡単に遊ゴロで倒れて9回二死。
この日の龍馬は1、2打席目を凡打して7回の第3打席はチャンスで送りバントを決めた。そのおかげで7回に3点が入って勝ち越し。7回8回と全員でつないでもう一度打席が回ったがレフトフライに倒れた。終わった、、、この時僕は一度は諦めた。
ところが9回二死から誠也が簡単に2ストライクまで追い込まれながら粘って四球を選んだ。回るはずの無い打席に回ってきた。
いつか見た光景。2007年に前田智徳が2000本安打を放った時と同じだった。あの時も8回に全員がつないで前田さんの5打席目が回って来た。前田さんの場合は、そこで打てなくても次の試合があったが、龍馬に次は無い。打てないとそこで途切れる記録。それが連続試合安打記録。
9回二死一塁からこの日5打席目の龍馬の放った打球は大きく弾んでセカンド内野安打になった。龍馬らしいヒットだった。「ちょっと恥ずかしい。(安打の形が)ぐちゃぐちゃだったので。最後みんなが回してくれて、何とか打ちたいと思った」とコメントしていたが、里崎さんは「野球の神様が見ている」と言った。東出打撃コーチは「あそこは当然バント。後ろには会沢も控えている。そのために5番に入れている。バントを決めたから(5打席目が)まわってきたんじゃないか」と話したという。
まさに奇跡の記録更新、27試合連続安打で隆三さんを抜いて単独2位となり、残るは慶彦さんの33本となった。
前日に続き序盤はがっつり四つに組んだ試合だったが打線は6回まで2安打。3回に野間のセカンドゴロの間に1点を取ったが、4回に外崎に10号ソロを打たれて同点のまま7回を迎えてようやく先頭の誠也が左前打で出塁。それを龍馬が送りバントを決め、松山四球、會澤死球で一死満塁となった。ここで復調気配の田中広輔が右前にタイムリーを放ってこの回3点を奪って勝ち越した。
8回には先頭のバティスタがレフトの向こうまで運ぶ2試合連続弾。そこからさらに7回に続いて一死満塁でまたまた田中広輔。ライトスタンドへグランドスラムで9対1、勝負ありとなった。
田中広輔は達川さんが怪我を抱えていたと暴露したが、これはもう完全に復活したとみていいんだろう。そしてエース大瀬良に勝ちが付いて6勝目、西川龍馬も連続安打記録。
前日の仮をしっかり返して昨季のリーグ覇者同士のぶつかり合いは1勝1敗で3戦目を迎える事になった。
これほど楽しい交流戦が過去にあっただろうか?
<西部ー広島 2回戦>◇2019年6月5日 メットライフドーム
123 456 789 R 安 失
広 001 000 350 9 9 0
西 000 100 000 1 7 1
勝利投手 [ 広島 ] 大瀬良 (6勝2敗0S)
敗戦投手 [ 西武 ] 十亀 (3勝1敗0S)
本塁打 [ 広島 ] バティスタ17号(8回表ソロ)、田中広3号(8回表満塁)
[ 西武 ] 外崎10号(4回裏ソロ)
広島バッテリー 大瀬良、レグナルト、中村恭、アドゥワ - 會澤
西武バッテリー 十亀、小川、森脇、齊藤大、佐野 - 森
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