トミージョン手術から復活の高橋昂也は、966日ぶりの一軍マウンド。
それを援護すべく打線は全く夢の無いスタメン。無理やりクロンを戻してようやくメヒアを抹消。ここは未知数。不調の田中、堂林も思い切って外せよ。
中日は四番A・マルティネスに代わって福田永将。ここは意図がわからない。
1(二)菊池涼介 右.383
2(中)長野久義 右.292
3(左)西川龍馬 左.247
4(右)鈴木誠也 右.308
5(捕)曾澤翼 右.306
6(三)堂林翔太 右.200
7(一)クロン 右.192
8(遊)田中広輔 左.167
9(投)高橋昂也 右.-
1(中)大島洋平 左.329
2(遊)京田陽太 左.231
3(右)福留孝介 左.185
4(一)福田永将 右.143
5(三)高橋周平 左.270
6(二)三ツ俣大樹 右.308
7(捕)木下拓哉 右.238
8(左)根尾昂 左.156
9(投)小笠原慎之介 左.000
2015年夏の甲子園準々決勝、花咲徳栄対東海大相模の試合で投げあったのが「高橋昂也×小笠原」当時2年生の花咲徳栄、高橋昂也は、優勝候補の東海大相模にサヨナラ打を打たれて敗れたという因縁の対決。
高橋昂也復活。初回ランナーを2人出しながら、無失点スタートを切ると、三塁、左翼スタンドからの大きな拍手が響いた。二回にはクロンが復活のライト越えタイムリーで援護点をもらうと、二回、三回は三者凡退に抑える好投。
しかし四回、アクシデント発生でいったんベンチに下がるが治療を受けて再びマウンドへ。四回二死二塁のピンチを切り抜け五回を投げて、78球被安打1、無失点で見事な復活マウンドとなった。
勝ち投手の権利を持ってベンチに下がったが現実は厳しかった。
六回のマウンドに上がった中田廉がファーストクロンのエラーをきっかけに2失点で逆転を許す。
しかし今年の超優等生助っ人外国人はひとあじ違う。
八回、中日のマウンドには3番手の祖父江。先頭の龍馬がショートゴロに倒れ、誠也が四球を選ぶと続く會澤がセンター前打で一死一、二塁となりクロンの打席。ここで自らのバットでレフト線2点タイムリー放ち逆転!さらに一死二、三塁から広輔の代打磯村の打球はピッチャー返しだがグラブ弾いてショートゴロの間にさらに1点。
八回裏は七回を投げた大道から塹江に代わり、矢野ショート、サード三好、キャッチャー坂倉、ファースト磯村!鉄壁の布陣。
さらに九回は凱旋登板の栗林が、根尾を空振り三振に仕留め抑えてリーグ単独トップの6セーブ目がついた。勝利投手は七回に投げた大道でまだ防御率0.00で2勝目。
試合後のクロンは 「エラーをして自分自身に怒りを感じていた。先発なら勝ちを付けてあげたいし、抑えならセーブを付けてあげたい。燃えるものがあった。彼にも後で謝ったんだ。結果として逆転の二塁打を打ててとても良かったよ」と言ったとか。
すんなり勝ったように見える試合だが、六回の攻撃がいけてなかった。
先頭の龍馬がレフトフライに倒れ、2番誠也がライト線二塁打、そして會澤がレフト前に落として一死一、三塁のチャンスで堂林が初球セーフティースクイズ。これがピッチャー正面に転がって、誠也がタッチアウト。続くクロンもサードフライに倒れて無得点に終わった。
ここできっちり決めておけば、その後のクロンの自作自演も無かっただろうし、先発に昂也に勝ちが付いたのだが。
さらにその裏、中日の攻撃はクロンのエラーから始まり、一死満塁から三ツ俣に初球スクイズを決められるとういう、スクイズ返しをお見舞いされて逆転を許すというから、本当に情けない。
これが今の現状だろう。残念過ぎた。
<中日ー広島 6回戦>◇2021年4月18日日曜日 バンテリンドーム
123 456 789 R 安 失
広 010 000 030 4 8 1
中 000 002 000 2 5 0
勝利投手 広島 大道 (2勝0敗0S)
敗戦投手 中日 祖父江 (0勝2敗5S)
セーブ 広島 栗林 (0勝0敗6S)
バッテリー
広島 高橋昂、中田、大道、塹江、栗林 - 會澤、坂倉
中日 小笠原、又吉、祖父江、福、谷元 - 木下拓
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