開幕から19試合、打線が繋がり投手を助ける、ようやく3連覇の勢いが戻ってきたような試合運びで3連勝。
相変わらずバティスタ3番だが、5番レフトに西川、6番に會澤が入り7番サード安部、8番レフト野間。
打順 | 位置 | 選手名 | 打 | 打率 | 最近の打率 |
1 | (遊) | 田中 広輔 | 左 | .162 | .111 |
2 | (二) | 菊池 涼介 | 右 | .261 | .238 |
3 | (一) | バティスタ | 右 | .132 | .143 |
4 | (右) | 鈴木 誠也 | 右 | .263 | .313 |
5 | (左) | 西川 龍馬 | 左 | .250 | .250 |
6 | (捕) | 會澤 翼 | 右 | .239 | .273 |
7 | (三) | 安部 友裕 | 左 | .244 | .286 |
8 | (中) | 野間 峻祥 | 左 | .308 | .333 |
9 | (投) | 床田 寛樹 | 左 | .000 | .000 |
ここまで田中が当たって無いんだから、1番野間、3番西川が良いんじゃないかと思っていたんだが。。。
先発は床田。ちょうど1週間前に同じDeNAを相手に横浜スタジアムで9回127球1失点完投勝ち。その時投げ合ったのは京山だったがこの日は井納。井納には先週の日曜日、6回を投げて誠也の本塁打1本の1安打に抑えられていた。
その井納から、3回先頭の野間が2塁打、床田が送って一死三塁、ここで3試合ヒットが無かった田中広輔、試合前の打率は.162、2球空振りの後、浅いレフトフライ。タッチアップで野間が突っ込んでセーフでリクエスト。判定は覆る事無くそのままセーフ。田中広輔の今季初打点。
圧巻だったのは次の四回。先頭の誠也が四球で出塁すると次の龍馬はライトライナーに終わるが、會澤の打球がセンター前に抜けて一死一、二塁。そこから安部がレフトに打って二塁打でまず1点。野間申告敬遠で一死満塁から床田三振、これで二死満塁になりここでも田中広輔。初球のフォークをセンター前に返して2点タイムリー。次の菊池も二塁打で追加点、そしてここ最近いつ打ったかわからんバティスタがレフトフェンス直撃でまた2点。打者一巡で誠也ファアボール、龍馬がセカンドゴロに倒れて、23分攻撃が終了。奪った得点は実に6点!
ここで0対7となり、その後筒香に2打席連続の本塁打が出るが、8回裏7回から続投の平田が安部見逃三振の後、野間にジャストミートの右中間三塁打を打たれると、一岡の代打松山に対して、その初球が頭に当たり松山のヘルメットが吹っ飛んだ。松山は担架で運ばれ平田は危険球退場となり代走曽根、DeNAは藤岡が緊急登板した。一死一、三塁から田中広輔が四球を選び満塁。次の菊池がまたもレフト前へ2点タイムリーを放ってダメ押しの2点が入り2対9の勝利となった。
床田にリベンジと井納をぶつけてきたラミレス監督を見事に返り討ちにして、初のカード勝ち越し、初の3連勝で試合を閉めた。ようやく本当に個々の状態が上がってきたと見て良いだろう。ベンチの雰囲気も随分と明るくなった。
しかしこれでやっと、7勝12敗借金5阪神と並んで5位。得点63、失点95の得失点差は-32、打率は.220、防御率.402と数字だけ並べてみるとかなり厳しい。
石原ー會澤ー床田と続いたヒーローインタビュー、次は四番誠也か?そろそろ長野さんのヒロインが見たいぞ。
4月の残りゲーム8試合。7勝1敗でようやく5割となるが、相手は今勢いのある中日、ヤクルト。
この両チームに勝ち越して5勝3敗ぐらいがデッドラインか?この壁を跳ね返しての4連覇となれば、また新たなる伝説として語り継がれる事になる。
未来は僕等の手の中にある。
<広島ーDeNA 5回戦>◇2019年4月20日 マツダスタジアム
123 456 789 R 安 失
Ⅾ 000 001 010 2 6 0
広 001 600 02✕ 9 12 0
勝利投手 [ 広島 ] 床田 (3勝1敗0S)
敗戦投手 [ DeNA ] 井納 (2勝1敗0S)
本塁打 [ DeNA ] 筒香5号(6回表ソロ)、筒香6号(8回表ソロ)
DeNAバッテリー 井納、笠井、平田、藤岡 - 嶺井
広島バッテリー 床田、一岡、菊池保 - 會澤
090-3990-0645