打てる捕手選手会長會澤の一撃でサヨナラ勝利。今季初の2連勝。開幕カード以来のカード初戦を勝利した試合。3連覇したカープの力がほんの少しだけ戻ってきたかも知れない。。そんな風に思えた試合だった。
ようやく緒方監督が動いた。堂林抹消で髙橋大樹が登録されて、即スタメン。そしてヒットが出た。
打順 | 位置 | 選手名 | 打 | 打率 | 最近の打率 |
1 | (遊) | 田中 広輔 | 左 | .175 | .125 |
2 | (二) | 菊池 涼介 | 右 | .266 | .250 |
3 | (一) | バティスタ | 右 | .114 | .071 |
4 | (右) | 鈴木 誠也 | 右 | .259 | .267 |
5 | (中) | 長野 久義 | 右 | .179 | .143 |
6 | (左) | 髙橋 大樹 | 右 | .--- | .--- |
7 | (捕) | 會澤 翼 | 右 | .214 | .100 |
8 | (三) | 小窪 哲也 | 右 | .188 | .000 |
9 | (投) | 大瀬良 大地 | 右 | .143 | .000 |
しかし、なぜ野間がはずれたのだろう??
2度目の開幕戦投手対決、大瀬良対今永。大瀬良は味方の援護が無い中で120球7回を投げて8つの三振を奪った。宮崎にソロを打たれたが、十分だろう。。
そしてようやく1点が入って同点に追いついたのは8回、2死満塁から髙橋大樹の代打で出た龍馬が決めた。だが、その後が続かず同点どまり。この辺りはまだ今年のカープだ。いや、ここで同点に追いついただけでも復調なのか?また完封されそうな勢いだったのだから。
そういう意味では7回までに今永に100球を投げさせた事が良かったのかもしれない。なんせ前回の対戦では9回でわずか105球だったのだから。。
そして大瀬良の後ろをつないだレグナルト、中崎、フランスアも最高のパフォーマンスだった。特に中崎に至っては珍しく3人で抑えたのだから。なんだろうな?勝った場面でもやってくれんかな。
その後延長に入って10回、パットンが回をまたいだことによって勝機が見えた。ラミレス監督は山崎も砂田も温存して勝とうとしたのだろうか?パットンがランナーをためてからでも遅くは無かったはずだが。前回の対戦であれだけ慎重に戦ったラミレス監督にしてはちょっと???だった。
おかげで無死一、二塁となりプレッシャーのかかる場面で代打磯村が見事に送って、龍馬が申告敬遠で一死満塁のチャンスが出来上がった。そして選手会長の出番。2ボールから振り抜いた打球はセンターの頭を超え、打った瞬間すぐにメヒアポーズを決めながら走る姿はまさにオープン戦で打ちまくったアツだった。
石原以外のベンチ入り野手全員に出番が回った。
會澤はヒーローインタビューでは「選手たちは1試合も諦めていません。これから必ず巻き返します。これからも応援よろしくお願いします」と言った。これを僕は「ここまで18試合、1試合も途中で諦めた試合は無かった」と、受け取った。そして必ず巻き返すと宣言してくれた。
これでこそ3連覇した王者の姿である。最低でもこのカードに勝ち越す事が出来れば勝機は十分にある。ようやくマツダスタジアムに反撃の狼煙が上がった。。
<DeNAー広島 4回戦>◇2019年4月19日 マツダスタジアム
123 456 789 10 R 安 失
Ⅾ 000 100 000 0 1 8 0
広 000 000 010 1× 2 8 0
勝利投手 [ 広島 ] フランスア (2勝1敗0S)
敗戦投手 [ DeNA ] パットン (0勝3敗0S)
本塁打 [ DeNA ] 宮崎2号(4回表ソロ)
DeNAバッテリー 今永、三嶋、砂田、パットン - 伊藤光
広島バッテリー 大瀬良、レグナルト、中崎、フランスア - 會澤
090-3990-0645