いよいよ明日、プロ野球2021シーズンが開幕する。今年もこの日がやってきた。
昨年の事を考えると予定通り開幕できるのはこの上なく幸せな事である。
今年は沖縄キャンプからオープン戦までほとんど見てきた中で、キャンプまでは良かったが、どうにもオープン戦で打線が機能していなように思えた。
ただ、やはりルーキーが4人もキャンプからオープン戦で生き残りかつ、開幕1軍に選ばれたのはどうにも期待値が高い。
4人もの新人が開幕1軍に入るのは僕の記憶が正しければ2007年の宮崎、上野、青木、中東以来となる。ただし期待値としては今年のほうが全然高い。なんせ栗林は永川以来18年ぶりに新人での抑えに指名された。
大道も森浦もオープン戦で結果を残した。矢野の守備もすでに菊池レベルだ。この4人全員が新人王を狙って欲しいと願っている。
新人だけでは無い。捕手の石原貴規、野手の大盛穂も1軍スタートとなる。年明けに大野豊さんのコメントで一気に世代交代が進むとあったがまさにその通りの様相を呈してきた。
おそらく投手陣の心配は無いだろう。大瀬良、九里、野村、森下、床田、遠藤or中村裕太のローテになる。このローテションなら大きな連敗は無いと考える。ただ、野村は最後に回して欲しかったかな。
あと、森浦も先発要員に回して欲しかったというのはある。
勝ちパターンとして塹江→島内→栗林となるのか、森浦・大道→栗林となるのかも気になるところだ。ただ、昨年の失敗がスコットだと思うと今年はその心配はもう無いだろう。
野手をみると1、2番の田中、菊地が頑張らなければいけないだろうし、打線の鍵を握っているのがクロンという事になる。早い段階でクロンが機能しなければかなり苦しむ事になるだろう。佐々岡監督には早い段階で決断しいただきたい。でなければ、昨年スコットで失敗した二の舞になるぞ。
逆にクロンが期待値通りの活躍を見せてくれると、この上なく強いチームになるだろう。とここまで書いて、新人と新外国人頼みのチームもいかがなもんかと思わなくもないが、新しい風が吹くのはいい事だ。
後は堂林が昨年並みの成績を残してくれなければ苦しくなる。松山、長野もだ。
さて、何はともあれ泣いても笑っても明日開幕だ。今年も1年よろしくお願いします。
開幕1軍メンバー
【投手】
九里亜蓮、大道温貴、森浦大輔、大瀬良大地、野村祐輔、栗林良吏、中田廉、ケムナ誠、塹江敦哉、島内颯太郎、R・コルニエル
【捕手】
会沢翼、坂倉将吾、磯村嘉孝、石原貴規
【内野手】
曽根海成、上本崇司、田中広輔、堂林翔太、K・クロン、菊池涼介、矢野雅哉、A・メヒア
【外野手】
鈴木誠也、長野久義、松山竜平、大盛穂、西川龍馬
※以上28人
090-3990-0645
