加古川の別府駅近くにあるお蕎麦屋さん。「竹屋」さん。
このお店の今の店が建ったのは僕の記憶が正しければ、１９９８年。松坂大輔が甲子園で活躍した年である。その年僕はまだ土建屋勤めだった。そして９８年の夏、別府の現場で基礎工事をしながら昼休みには２トンダンプのラジオから流れる松坂の活躍を聞いていたのだ。それだけはハッキリと覚えている。
その現場こそがそば屋「竹屋」さんだった。その竹屋さんにようやく行くことができた。この日は本来予定になかった長男の部活の送迎が急遽前日の夜に決まり朝から別府まで走って、昼過ぎにようやく終わって昼メシを食って帰ることになった。それもうどん好きの長男だからこそこのお店を思い出せたが、長男がいなければうどんが食える店を探すことも無かったかもしれない。色んな偶然が重なった運命だったのだ。
そもそも土建屋は基礎が終われば現場が終わるので、その後どんな建物が建ったのかも知らないもんだが、建物は３階建てで上はアパートになってんのかな？１階にお店が入っていた。
中に入ると外から想像した以上に広い店内だった。メニューはそば、うどん、どんぶり、定食、一品、そしてうどんすきなどの宴会メニュー。
いつもなら迷わずかつ丼を選ぶところだが、なんとなく腹具合が微妙で残ったら長男が食うことになるので、長男にカツ重かかつ丼を選ばせた。そしてカツ重をいただく。
メニューを見て第一印象がやっす！だった。今時かつ丼、カツ重８００円は中々ない。うどんやそばも安い印象だった。
そして食べ物が運ばれてきて箸つけてみてその理由のひとつがわかった。多分一般的な量よりちょっと少な目だ。別に僕はそれでもなんの問題も無いが。僕がひとりでカツ重全部食って満腹にならん程度の量だった。
長男はあなごうどん。
冷たいうどんが食いたいといいながら、なぜこれを選んだ？あいつは口が肥えてかなわん。うどんはいわゆる固いうどんでなくて、僕好みの柔らかめのうどんだった。
美味しくいただきました。財布にも優しくて非常にありがたかった。今度は蕎麦食いに行こうかな。
■「中国料理 さと」
［ジャンル］そば・うどん（和食）
［TEL］0794370152
［住所］〒675-0123 兵庫県加古川市別府町３９−４
［営業時間］11時00分～14時30分 17時00分～21時00分
［定休日］無休（１月１日～４日はお休み）
［駐車場］あり（無料）
全席禁煙
090-3990-0645
