真宗大谷派本光寺の僧侶、河合清閑さんの書かれた「スカッ! ! と念仏 親鸞が教えてくれる11のヒント」を読んだ。
非常にわかり易く真宗の教えが書かれてある。称名念仏の大切さ、お勤めする事の意味、聞法で学ぶべき事などをひとつひとつわかり易い例えで書かれてありました。また、他宗教との違いや迷信の事、ご先祖様の事、供養、葬式、お内仏、作法などにも触れてあって、真宗門徒として日頃の生活から、冠婚葬祭のやりかたまで、毎年毎年「真宗の生活」を発行しなくてもこれが一家に一冊あれば間に合いそうです。本光寺さんのCMもありました。
・会いたくない災いに会ってしまったとき、「会わなければいけないものなんだ」と災いも福も自分の人生の大切な出来事として引き受けていく
・「当たり前」と思ったとき、人は喜びやうれしさを感じるどころか、腹が立ってくるものだからです。
・私たちの道徳心や、常識だと思っていることに対して、「ちょっと待て、それホンマか」。なぜ、そんなことを問うのでしょうか。
・私たちは自分が反省したことを誇りますます。誇るどころか、自分が下手に出てあやまっていることを武器にして相手を攻撃していきます。
・「心の苦しくないほうを選びなさい」(清沢満之)
・「私が如来を信ずるのは、私の智慧の究極である」(清沢満之)
・「分かっている」という思い込みの中でも人間の一番ごう慢な姿というのは、「私は仏教が分かった」というときです。
ちなみに著者の河合清閑さんは、スピードラーニングのCMに英語が話せる僧侶として登場されているそうですwww
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