もじゃ家初の家族5人での甲子園観戦。は、カープ対阪神の15回戦。
7月1日に急遽チケットをいただける事になり、ついに念願かないました。
試合も9対0の快勝。戸田君のプロ初完封勝利ともう今のカープの強さを象徴するような好ゲーム。
まあ僕もカープが負けるなんて家を出る前から微塵も思ってませんでしたがね。
長男は3回目の1軍戦ということでしかも家族全員そろってるので、過去2回と違い、大はしゃぎ。
（過去記事「長男君、１軍観戦デビュー」）
そして弟たちも当然ながら、3人そろってるので怖いもんなし（笑）
まあ、散々この日を楽しみにしてきたからね。朝から気合入れて散髪した甲斐があったわ。
それにしても3人ばらばらにあっちうろうろ、こっちうろうろ。予想はしてたけど、3人連れて行くのは大変でした。
子ども用のグッズを買うのはもったいない（というか正直に書くと余裕が無いねんけど）ので、上二人は昔のチケットとセットの前田様Tシャツ。そして三男はTシャツがでか過ぎるので、昔買った主砲ふんどし。ホンマはフェルナンデスの魔球にしたかったんやけど、長男がどっかやってもて見当たらず。まあ新井君も帰ってきたしええかということで。子ども用のカープグッズ、おさがり余ってたら譲り受けます（笑）
球場入る前に母ちゃんすでにバテ気味。まあ、だいぶ暑かったしね。おかげさまで天気の心配もなし。
そして球場に入ってからもあちこち好き勝手に遊びまわって
初めての歯が抜けた長男（笑）ええ記念やわ。一生わすれられへんやろ。
そして散々遊んで、ようやく試合開始
まずスタメン
このあたりから鳴り物が始まるので、さらに子どもらヒートアップｗ
先発は戸田君、阪神は岩貞。この試合前までは岩貞にも結構抑えられてるイメージで、前回も８回まで１安打ピッチング。9回途中まで投げてからの降板で悔し涙を流したとか。
が、戸田もまけずに投げた試合全勝。予想は５分５分。
詳細はこちら虎に6連勝！そして僕は不安だらけｗｗ
ところがフタをあけると
初回に３点。カープは９人攻撃。しかも岩貞的には前の２試合の、藤浪、能見と同様に四球で走者を出してからの悪い流れ。連敗のプレッシャーか？？どうした金本さん？？まるで昨年までのカープの再現のよう。
そしてスタンドは流れ続けるチャンステーマで興奮が最高潮に達したところで狂喜乱舞する大人たちと、鳴り響く宮島さん。と一緒になって喜ぶ子どもたち（笑）。まあ今は訳がわからずともよろしい。とにかくカープが楽しいもんだと思ってくれればそれでよし。
初めての生宮島さんに興奮する、次男と三男。とりあず僕は一安心。
続く二回、
打者一巡で５点追加。まさかの８対０（笑）４番ルナのこの回２点目タイムリーの後、岩貞降板。戸田にもタイムリーｗｗｗ結果的に５点。長男から順番に抱っこして宮島さんやってたら、展開が早すぎてくたくた（笑）
もうええわ。こうなると次の心配が。もうまるで「お父さんは心配性」ｗｗ
というのも、子どもらの事を考えると９回終わる前に球場出たかったのと、あまり時間が遅くなりそうなら早めに帰ろうと思ってたのだが、逆に攻撃が長すぎて、７回のジェット風船みれるかな？と（笑）
二回終了時点で、１９時１０分（通常、試合展開がはやければ１９時過ぎたら四～五回）。まあそれはよくも悪くも杞憂に終わり、その後は５回の丸のソロホームランの１点追加のみで７回まで進み
子どもらもジェット風船でまたまた興奮。７回終わって２０時４５分。そこで球場を後にする。
それでも電車で今津まで戻って、そこから車で母ちゃんの運転で帰ってきたら、２３時過ぎ。子どもら爆睡。まあ僕も車の中では寝てましたけど。ありがとう母ちゃん。
家に帰ってから戸田君のプロ初完封を知る。おめでとう戸田君。
そしてありがとうカープ
僕にとっても子どもらにとっても最高の１日になりましたとさ。
以下、記念に今日付けの中国新聞と「球炎」
そして、
カープナインの365日がわかる、携帯サイト「田辺一球広島魂」(月額￥278）より
コラム赤の魂から７月１０日付けの「鉄人にトドメの一撃を」を転載しておく。
昨日の試合が終わってカープは貯金「19」
２位巨人との差１０ゲームとなった。
7/11中國新聞の球炎です。
そういえば「貧打」という言葉は今年使われていないかも・・・
好不調はありますが、このまま続けて欲しいですね❗ pic.twitter.com/ijawaf7EBF— masa@7/30抽選当たれば (@masa1640carp) 2016年7月10日
7/11中國新聞の記事です。
選挙記事にカラーを使われたため白黒です。戸田くんは気迫こもっていましたね❗「喜ぶのは今日だけ」っていい事言いますね❗
打線は15安打。丸のHR以外全て単打。
単打で８点取れたのは素晴らしい❗ pic.twitter.com/5XvnaAuJNR— masa@7/30抽選当たれば (@masa1640carp) 2016年7月10日
鉄人にﾄﾄﾞﾒの一撃を
甲子園のﾚﾌﾄｽﾀﾝﾄﾞからの声援が､九回の相手の攻撃に入る前に最高値に達した｡ﾏｳﾝﾄﾞには戸田｡最後の意地を見せる阪神打線に二死満塁の大ﾋﾟﾝﾁにまで追い込まれたが､その左腕を思いきり振り抜き投じた140球目で西岡ｾﾝﾀｰﾌﾗｲ｡赤い歓喜と黄色い溜息が交錯する中で､交流戦明けのﾏﾂﾀﾞｽﾀｼﾞｱﾑに続いての3ﾀﾃを金本阪神に喰らわせた｡
ﾌﾟﾛ初完投初完封をつかみとったﾋｰﾛｰは｢1試合だけで終わらず､もっともっとしっかり完投､完封できるようにがんばっていきたいですね｣とﾏｲｸを通じてｶｰﾌﾟﾌｧﾝにその意気込みを語った｡
ﾁｰﾑの貯金は19に達し､優勝安全圏内の｢20｣にとうとう王手をかけた｡交流戦で貯金を5つ上乗せした｡さらに阪神相手にこれで7つも勝ち越した｡このふたつで貯金の63ﾊﾟｰｾﾝﾄをまかなっている｡
昨季のﾔｸﾙﾄは143試合76勝65敗2分けで優勝!ちなみに昨季のｶｰﾌﾟは同じ85試合消化時点で39勝45敗1分けの借金6で首位に4ｹﾞｰﾑ差の5位だった｡
6月12日､楽天に連敗した時のﾁｰﾑの貯金は5｡2位･DeNAに2ｹﾞｰﾑ差､4位で借金4の阪神には4･5ｹﾞｰﾑ差だった｡
そこから一気の11連勝で貯金が16に増えた｡ｾ･ﾘｰｸﾞ他の5球団はもう揃って勝率5割ﾗｲﾝの下に沈んでいた｡
首位独走態勢に入れるかどうか?ｶｷﾞを握っていたのは､交流戦明けの阪神3連戦だった｡中5日でのﾘｰｸﾞ戦再開に向け､様々な声が上がっていた｡交流戦前､阪神には5勝4敗と勝ち越してはいたが､激戦が続きいつ何が起こってもおかしくないような場面の連続だった｡4月22日の4回戦では本拠地で9対12と打ち負けてもいた｡
しかしいざﾌﾀを開けてみると3連勝という最高の結果を収めることができた｡ﾏﾂﾀﾞｽﾀｼﾞｱﾑに詰めかけたﾌｧﾝとともに自らその先へ進むための道をこじ開けることができた｡
ただ､内容的にはやはり際どいｼｰﾝの連続となった｡初戦はｼﾞｮﾝｿﾝを投入しながら2対2のまま八回へ｡藤川投入の阪神ﾍﾞﾝﾁに対して緒方監督は代打新井貴浩を送り､二死一二塁から決勝の2点適時三塁打が飛び出した｡
第2戦は4対0から七回､岡田明丈が中谷に2ﾗﾝを許し2点差まで追い上げられて逃げ切った｡第3戦は2対3で迎えた九回､會澤の適時打で追いつき､松山の飛球を相手のﾗｲﾄとｾﾝﾀｰが交錯して落球したおかげでｻﾖﾅﾗ勝ちとなった｡
この試合のあと緒方監督は｢勝ち越すこと｣が最大の目標だったことを明かした｡当然だろう｡ﾍﾞﾝﾁの隅に座ったままの金本監督から伝わってくる特別な何かは他球団との対戦の時にはないもので､勝っても負けても生きた心地がしない…｡
現場とは本来､そういうものではるが､それにしても昨季､半歩差でｸﾗｲﾏｯｸｽｼﾘｰｽﾞ切符を譲った阪神だけに､いろいろなものが混じり合っているのは確かだった｡
だが､前回の対戦から2週間も経たないのに､両者の関係はまったく違ったものになっていた｡
今回は序盤であっという間に勝負がついた｡一昨日は三回で5対0となり､昨夜は三回の新井貴浩の3ﾗﾝで3対1となり､今夜は二回終了時点で8対0になった｡
一歩的な展開になることを暗示するﾌﾟﾚｰが､初日のしかも初回の攻防の中で垣間見られた｡
雨の中､1分遅れのﾌﾟﾚｰﾎﾞｰﾙ｡二死満塁となって藤浪の153ｷﾛをとらえた誠也の打球はﾚﾌﾄへ｡これを江越が弾いてﾜﾝﾋｯﾄﾜﾝｴﾗｰで2点目も転がり込んできた｡さらに殊勲打の誠也が二塁へ向かってｽﾀｰﾄ､阪神ｽﾀﾒﾝﾏｽｸの岡崎の二塁送球はこれ以上ない中途半端なものとなり､三塁走者のﾙﾅが3点目のﾎｰﾑに還ってきた｡
広島でも昨日から夏の甲子園地方予選が始まった｡ﾍﾞﾝﾁや監督の視線に気持ちが行き過ぎて手と足を同時に出して行進する…､などという極端な例えが高校野球には存在するが､今の阪神はそれと同等かそれ以下のﾁｰﾑになってしまったようである｡
一昨年までｶｰﾌﾟで指揮を執った野村前監督はその状況を｢見えない何かとの戦い｣と表現した｡ついでに言えば緒方監督はその当時､野村監督を補佐する立場にあり｢見えない何か｣の“正体”を自分なりに突き詰めていた､ということにもなる｡
今のﾁｰﾑの躍進の最大の理由は?との問いかけに､多くの関係者が｢選手が戦いやすい環境作りがうまくできている｣と答えている｡それもこれも指揮官とｺｰﾁ陣の手腕によるところが大｡そして黒田と新井貴浩という投打の重鎮が､首脳陣と選手の間を見事に繋いでもいる｡
なお､対緒方ｶｰﾌﾟ7連敗となった金本監督はﾍﾞﾝﾁで腕組みしたまま｢これを打破するのは監督やｺｰﾁじゃないから､選手個人個人､ひとりひとりしかないからね｣と話している｡
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