映画『サンドラの小さな家』
ヨーロッパ風なのに英語だと思えば、イギリス映画だった。イギリスとアイルランドの合作らしい。
主人公のサンドラが夫の虐待から逃げ、親権を争う。どこの国でも同じことが起きているのか。見ていて実話のようにも思えたが、主人公役のクレア・ダンとマルコム・キャンベルが共同で執筆した脚本。
ストーリーの中で良くわからない場面がいくつかあったが、後になって「あ、そういう事か」と納得できたところもあった。ネタばれを含む感想を最後に書いてます。まだ作品を見ていない人はご注意ください。
字幕で見ていていつも思うのは通貨を円で訳してもらいたい。35000ユーロと書かれてもいくらぐらいかピンとこないのよな。
この映画でエイミー役のエリカ・ローが可愛いと思ったが、検索しても出てこないな。他に出てる映画は無いのか?
おもしろい映画ではある。一度は見ておいて損は無いな。総合で☆3.5
公開日: 2021年9月10日 (イギリス)
監督: フィリダ・ロイド
音楽: ナタリー・ホルト
プロデューサー: シャロン・ホーガン
制作会社: アイルランド映画委員会; BBCフィルムズ; 英国映画協会; Corner Stone Films; エレメント・ピクチャーズ;
2020年製作/97分/G/アイルランド・イギリス合作
原題:Herself
配給:ロングライド
劇場公開日:2021年4月2日
製作年:2020年
原題:HERSELF
「サンドラの小さな家」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督:フィリダ・ロイド
製作:ロリー・ギルマーティン
ジャンル : 洋画 ドラマ
キャスト
サンドラ: クレア・ダン(英語版)
ペギー: ハリエット・ウォーカー(英語版)
エイド: コンリース・ヒル
モリー: モリー・マッキャン
エマ: ルビー・ローズ・オハラ
ジョー: キャシー・ベルトン(英語版)
グレイニー: レベッカ・オマラ(英語版)
エイミー: エリカ・ロー
ゲイリー: イアン・ロイド・アンダーソン(英語版)
キアラン・クロウリー: ショーン・ダガン
トモ: アーロン・ロックハート
ローザ: アニータ・ペトリー
「サンドラの小さな家」 の解説・あらすじ・ストーリー
アイルランド出身の女優クレア・ダンが手掛けたオリジナル脚本を、監督に「マンマ・ミーア!」のフィリダ・ロイドを迎え、クレア・ダン自ら主演して映画化した社会派ヒューマン・ドラマ。2人の幼い娘を抱えDV夫から逃げ出したシングルマザーが、周囲の人々の助けを借りながら、自らの手で小さな家を建てるまでの再生の物語をリアルな筆致で描き出す。DV夫から逃れ、2人の幼い娘たちとともにホテルでの仮住まいを余儀なくされたシングルマザーのサンドラ。公営住宅は長い順番待ちでいつ入れるか分からず途方に暮れていた時、娘が話した昔話に触発され、自分で家を建てることを決意する。最初は足りないもののあまりの多さを痛感するも、彼女の熱意が少しずつ周囲を動かし、思いがけない支援の手が差し伸べられていくのだったが…。
以下ネタばれを含みます。
みていてわかりにくかった部分。まずサンドラの仕事。
最初に介抱している先生と呼ばれるおばあさんが誰かわからなかった。関係性も不明だった。
次の場面で、レストラン的なところで働いていると勘違いした。
これはのちに解決した。
ローザ(アニータ・ペトリ―)との関係性。最初に学校?に娘を迎えに行った場面で登場するが、なぜそれで後に手伝うことになるのか?それを言い出すと、他の人たちもなぜ手伝うのかという疑問が出てしまうが、エイミー(エリカ・ロー)は仕事上の関係とはっきりしているが、ローザはただのママ友、いやママ友にすらなっていなかったので。
ホームセンターのようなお店で「万引きするなよ」のセリフの後、逃げるように出ていったのが、あたかも万引きしたような描写に見えたのだけど、どうなんだろう。何を表現したかったのか。
ホテルのボーイさんにロビーやエレベーターを使うなと言われたのはなんでだった?差別的なやつなのか?
そもそも35000ユーロって550万なのか?それだけの金があればもうちょっと出せば家が買えるのでは?と思ったがこれは国が違うのでよくわからない。
どなたか知っておられれば、教えて下さい。
そして衝撃のラスト。いちばん最後で壮絶な結末になりちょっと驚いた。さすがにあれはまさかの結末だったな。大どんでん返し!
090-3990-0645