2023年に公開されたジャッキー・チェン主演の映画『ライド・オン』
子どものころから大好きだったジャッキーチェン。ここ2~30年はほとんど見る事無かったけど、まだまだ現役だったんだなーって。もはや神だよ。
ジャッキー・チェンの50周年記念作であり、彼自身のキャリアを重ねた「人生の集大成」
最初吹替で見始めたんだけど、なんか声が違う気がして結局オリジナルに切り替えた。で、終わってから調べてみるとやっぱり石丸さんだったんだ。
ジャッキー・チェンの吹き替えは、2023年に引退していた専属声優の石丸博也が本作のため限定復帰し担当した。
石丸は当初、「(引退を)一度宣言したのに簡単に翻せない、男に二言はない」とオファーを固辞したが、ジャッキー出演作の吹き替えを多く手掛け交友のある演出家の市来満の懇願により、最後は「市来ちゃんのためならやるよ」と出演を引き受けたという。収録は、引退から約半年後に行われた。
wiki
石丸さんも引退されてたのか。そらそうだよな。今、もう84歳(1941年2月12日)だって。思えばジャッキーチェンの歴史とともに石丸さんがあったんだな。今度の『ベスト・キッド レジェンズ』 ではどうなるんだろうな。
もはや作品について語るつもりはない。ジャッキーチェンは何をやってもジャッキー・チェンなのだ。2~3年前に初めて『ダイ・ハード』を見た時に、これは『ポリスストーリー』からの流れなのかな、と思ったもんだ。今後どれだけすごいアクションをやってもジャッキー・チェンを越える物は無いんじゃないか、そう思えるだけのものを彼は50年かけて積み上げてきたんじゃないだろうか。
そういえばこの作品で過去映像をいっぱい出してけど、あんな演出ができるのもこの人のすごさよ。
本作では主人公であるルオのこれまでの仕事として、ジャッキーが自ら危険なスタントを行ってきた過去の代表的な映画[注釈 1]からの映像がNGシーンを含め多数使用されているほか、彼の過去の出演作を髣髴とさせる衣装や小道具などが登場している。
あと、娘の恋人で弁護士役の人が『ドランクモンキー 酔拳』のパロディで修行させられて場面も面白かった。
映画の中でも描かれていたけど、これからのアクションって映像技術だけでどうにかなっていくのかな。ジャッキー・チェンの跡を継ぐ者はいないんだろうか。
『ライド・オン』
公開日(日本):2024年5月31日
監督・脚本:ラリー・ヤン
原作者/原作:オリジナル作品
映画脚本:ラリー・ヤン
撮影:スン・ミン
音楽:ラオ・ツァイ
編集:スーパー・チャン
美術:スン・リー
原題:龍馬精神(英題:Ride On)
配給(日本):ツイン
製作国:中国
製作年:2023年
ジャンル:アクション/コメディ/ヒューマンドラマ
上映時間:126分
キャスト(日本語吹替)
ジャッキー・チェン … ルオ・ジーロン(石丸博也)
リウ・ハオツン … シャオバオ(娘)(水瀬いのり)
グオ・チーリン … ルー・ナイホァ(沢城千春)
ユー・ロングァン … ホー(小山力也)
アンディ・オン … ダミー(伊藤健太郎)
ジョイ・ヨン
ユー・アイレイ
ウー・ジン
主題歌・字幕
主題歌:未公表(エンディングは劇伴中心)
字幕翻訳:神田直美
作品のテーマと見どころ
伝説的スタントマンと愛馬、そして疎遠だった娘との絆を描いた物語。
ジャッキー・チェンの50周年記念作であり、彼自身のキャリアを重ねたかのような「人生の集大成」。
派手なアクションの裏に、スタントへの敬意・親子愛・再生の物語が織り込まれている。
特に日本では石丸博也の吹替復帰も大きな話題となり、往年のファンにとっても涙を誘う仕上がりとなっている。
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