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東近江で開催された「大地の再生講座」終了から2日後の火曜日。偶然にも矢野智徳さんの次の現場になる実地調査を兼ねた下見が姫路市内で行われるという事で同行させていただく事ができた。
現場となったのは、姫路市林田町にある森の幼稚園『山と畑のまるごとえん』 さん。実はこちらの森の幼稚園は2年ほど前にうちの子たちも行かせる事ができないか検討した。当時、僕は見学に行けなかったが、万琴さんが行って良い所だったよと言う話をした記憶がある。だが、あくまでも保育でなく幼稚園のみの受入れ体制だったので断念した。
それが何のご縁か行ってびっくり、まさにその『山と畑のまるごとえん』だったのだ。
林田の奥佐見の村に入って行き、民家がなくなってからさらに奥へ。山裾の広大な敷地の山と広場、ため池、小川。見る人が見ればなんと自然いっぱいの素晴らしい環境である事か?が、しかし、そこにはそこの問題があり、今回矢野さんに依頼されたのだそうだ。実際に矢野さんは初めて入るその場所で順番にポイントと改善点を教えて下さる。
それもそんなに難しい事ではない。実際に僕も東近江で体験もした。要はそのポイントを確実に押さえる事ができるのが矢野さんなのだ。
天穴を掘っていく。すると点と点が線でつながっていく。谷と斜面が地下でつながり動き出す。そこに空気と水が通る。天穴は深すぎず浅すぎず。水の流れはまっすぐにみえて実はうねりがある。水脈は水が通るだけの幅ならいずれまた目詰まりを起こす。同時にそこに空気を通してやることでそれを防ぐ。そんな事を聞きながら、僕の今やるべき事がよりハッキリと明確になった。今はただただ早く天穴を掘りたくてうずうずしている。
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