岐阜での2日目。
子どもたちが五平餅を作っている間に四男だけ連れて少し観光に出かけた。観光というよりも、なんか写真の撮れるとこないかなーと探して「馬籠宿」に行ってみた。
馬籠宿は中山道の昔の宿場町である。
約600mほどの石畳の敷かれた坂道に昔の街並みが続く。この坂道が中々きつかった。何よりも暑い。
とはいえ急ぐでも無いのでゆっくりと写真を撮りながら坂を上がって行く。
僕たちが到着したのは月曜日の10時過ぎ。まだ空いてるお店はまばらだった。最初に入ったお土産屋さんで聞くと、やはり平日は閉めてるお店もあるらしい。それでもゆっくり歩いていると少しずつお店が開いていく。
途中で一見すると酒屋にも見えるお店を見つけた。中には地酒や地ビールが並んでた。
ここのお店で不思議な物を発見した。胃腸薬「御岳 百草丸」と書かれていた。
薬?胃薬?百草丸?なんだこれは?なぜここで売っている?色々と疑問がわいた。
そして僕は胃腸が悪い。が薬を飲んだことも無いし、飲もうとも思った事は無いのだがなぜかとても気になった。
気になって気になって気になって、思わず買ってしまった。後でわかったが、この百草丸は他のお店にも結構置かれていてなんかもう名物的な物として売られていた。
そしてここの一番の見どころはなんといっても、島崎藤村生家跡である旧本陣の藤村記念館であるだろう。その一番のみどころを有料という理由でスルーするのは僕だけでは無いだろう。
こうゆうのってどれくらいの人が金払ってみるんだろうか?お金がもったいないとかで無くて、なんかわざわざ見ようとは思わないだな。僕は。
途中で郵便局を見つけた。これがなんか印象的だった。もちろんここで生活する人が主に使うんだろうが、こんなところから手紙を出して消印だったり絵ハガキを集めたりするんだろうな。
最後にたどり着いたのは、今回の目的のひとつでもあった「喫茶 かっぺ」だった。
実はここにくれば「自家製栗入りパフェ(税込600円)」が食べられるという記事を見つけていたのだ。
ところがどこにもパフェらしきメニューが見当たらない。お店の人に聞いてみると、オーナーさんが変わって今はパフェが無くなったらしい。残念。
しかたが無いので代わりにチョコレートサンデーと抹茶サンデーをいただいた。
これはこれで美味しかった。ゆっくり休んでまたゆっくりと坂道を下る。なんか登って降りるのがしんどそうに考えていたけど、下りと登りでまた違った景色が楽しめるんだという事に気が付いた。
子どもたちがいると中々ゆっくりと歩いて見て回れないので、すっかり観光地に行く事が減ってしまってたけど久々に楽しめた。
今度からもうちょっとゆっくり歩いて回るところに行ってみよう。
090-3990-0645