先週の土曜日、3月25日広島市中区十日市町にある、原伸次さんのお店「Haraya」で「第8回コイのサミット広島~日本一奪取編~」が開催された。今年のゲストスピーカーは大野豊さん。
冒頭から約1時間半、がっつりお話が聞けた。まずはWBCの総括。主に誠也、菊池、田中のお話しなど。そして、昨年のカープの事やら今年の展望など。自分の現役時代、そしてコーチ時代の事も踏まえた上でのお話しはとても説得力があり、聞く価値がある。
会場が狭いので、距離も近い。大野さんの目の前に座った僕は大野さんから1.5mほどの距離。
「自分の芯になるものが何であるのか、僕はつかめそうでなかなかつかめなかった。7年ぐらいかかったかな。自分の中で変えない部分。僕はずいぶんかかったけど、そのぶん長くやることができた」
「今のレギュラーとして頑張っている選手も極力早くそうそうものを作っていくようになってもらいたい。今、何年も安定した数字を残している選手がどれだけいる?丸や菊池でも数字の悪いシーズンがある」
「いろいろなことを言われながらも変えないところは変えない。剪定をするように枝葉の部分は落としていく。自分を創り上げていく。それは芸術なんですよ」
「堂林選手にはキャンプの時からいい状態ですごく期待していましたが…。7番はちょっと早過ぎたかも?誠也選手も四番に据えるにはちょっと早いかもしれないですね。今の打順でちょっと様子を見るほうがいいでしょうね」
「我々の現役時代もそう。カープの強かった時はその選手にチャンスを与えましょう、最初は当然うまくいかなくてもチャンスを与えてそれを1年がまんして使う、それでほとんどの野手がレギュラーになっているんです。レギュラーになって1年じゃなくて何年か続けてその人の最低限の仕事ができる、そういう年数を保っているんです」
「今のカープでもうひとつ保証できないのは、1年は数字を残す、だけど2年3年続けて成績を残す選手はいません。丸や菊池もそう。一昨年はあまり良くなかった。去年1年、活躍した選手はたくさんいます。その数字を基本に考えています、やってくれるであろうと。それより下がる選手が何人もいたらチーム力が落ちてしまいますからね」
などなど。そしてWBCで結果を残した小林捕手については
「あれはちょっといかんね(笑)。今年の巨人戦では彼に注目したい」などのコメントも。
そしていくつか質疑応答などもあり、最後はサインや撮影をほぼ全員に。
僕は、大野さんの引退試合で買ったユニフォームを持って行くつもりだったが、残念ながら引越しの時にどこにしまったかわからなくなってるようで、泣く泣く断念。とりあえず、今使ってるハッピの左肩に
そして撮影もしっかりお願いして
楽しい時間はあっという間に終わり、大野さんが帰られた後はそのまま「haraya」さんで参加者で2次会スタート。そして3次会は木下さんの野球鳥。その後もう1件行って会は終了。本当に楽しい時間を過ごす事ができた。ありがとうございました。
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