寺のことなど

報恩講2019

12月10日11日。西勝寺報恩講勤修。今年も無事に勤まった。

昨年から山陽教務所長が前任の木曽さんから、中根慶滋さんに代わられて今年も10日の逮夜にお越しいただいた。

ここでの逮夜のご法話は山陽教務所長・姫路船場本徳寺御輪番という事になっている。さらに今年は主計さんの交代があり新たに王照さんという方が来られた。時代は流れゆく。

その中で変わらず報恩講が粛々と勤まってゆくという事なのだろう。

さらに今年久しぶりに見たのが余間に飾られた雅楽の楽器?であってるか?

これである。住職に「なんで出したん?」と聞くと、「毎年出しとるやん」と。いやいやいや、そんな事ないやろ。なんともええ加減なもんである。

よくよく話すと、今までは雅翔会(がしょうかい)(多分この字であってると思うが)さんに貸し出していたらしい。それが帰ってきたという事だった。どれだけ人の記憶は曖昧なのだろうか。

変わりゆく中で変わらない物があり。今年もたくさんのお手伝いの方のおかげでお斎がいただけて、夜は湯豆腐と蕎麦をいただけた。

お斎はともかく、夜の湯豆腐と蕎麦は半ば諦めていたのだが、本当にありがたい事である。毎年、蕎麦を持って来て下さる出石のおじさんおばさん、近年、酒も飲まずに後片づけをしてくれるたつ。そして毎年当たり前のようにお斎を作って下さるお手伝いの方々。

当たり前の事が当たり前で無い事に気づかせていただく報恩講。今年は特に僕としては始めて11日の日中に参れなかった事もあり、今まで当たり前のように参って来れた事に改めて感謝する報恩講となった。

「幸せだから感謝するのではない。感謝しているから幸せなのだ」

中根教務所長のお話の中の言葉である。

南無阿弥陀仏。

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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