テレビとか映画とか

映画『F1/エフワン』を見てきた。

子どもたちが夏休みに入って特に何もなく過ごしていたが、ようやく今日は下3人が宿泊行事で出かけて行った。

そしてここぞとばかりに長男と二人で映画を見に行く。

絶対に映画館で見たかった映画『F1/エフワン』
上映スケジュールの兼ね合いで字幕一択。僕的にはそれでなくても字幕を選んだと思うけど、4DXで見るチャンスもあったのだが、そちらは吹替。あれが字幕ならその選択肢もあったと思うが、見終わってからレビューを見ると、曰く「いきなり4DXだとストーリーを楽しめない気がするから、1回目は普通に見て2回目に4DXの方が良い気がする。※1」とのことだ。

前情報で上映時間は155分と見ていたので単純に2時間以上あることはわかっていたが、終わってみればあっという間だった。だがよくよく考えると2時間半もあったのだ。やっぱりそれも含めて映画館で見る価値があるのかな。一切時計が見えないから完全に作品に没入できた。これは映画館でしか味わえないのかもしれない。

ただ今回に限ってはトイレの不安もあった。今現在、病気があるせいか普段からかなりトイレが近くて、そのくせ入る時にアイスコーヒーとか買ってしまっておかげで最後まで我慢できるかどうかの強迫観念に襲われてしまった。幸いにもエンドロール途中までギリギリ我慢できたんだけど。

そして作品を見終わった時の感想といえば「うぉぉぉぉ!!!!めーちゃーくちゃ良かった!!」では無くて、「ものすごい良かった。やっぱり見て良かった」かな。違いはというと、温度では無くて興奮とか感動ってそんなに無かったの。でもただただ面白かったし、純粋に楽しかったって感じ。じゃあ5点満点☆3かというと、そうでなくて100点満点で92点とかそんな感じかな。トップガンほどのスリルとか迫力は無かったと思う。トップガン(マーベリック)は劇場で見てないけどね。逆に『F1/エフワン』は劇場で見たからこそ、そこまでの点数だったはあるかも知れない。これはまた自宅で見ないと答えが出ないかな。

ストーリーは若いころにある程度F1レースを見ていた者として思うことは、ちょっと無理がある。現実的ではないと思うことが多少なりともあった。これは今まで見てきた映画の中で感じた事の無い視点だったが、例えばボクシングやってる人が『ロッキー』を見た時に、リアリティがないとか嘘くさいと思うのだろうか?ふと、そんな事を感じた。

それでもF1の(スポーツとしての)特性みたいな、チームと個人の考え方がはっきりと描かれていてそれがまた面白くて、実際こんなことは日常茶飯事であるんやろうなみたいな感想も同時に思った。ドライバー同士の対立だったりチームでのレースの組み立てだったり。

他には近年のレースを見てなくて知らなかったのだが、ラスベガスグランプリが開催されているとは知らなくて印象的だった。それこそ前夜祭とかすごそうだな。まさにそこが描かれていたんだろうか。

見ながら感じたのは比較的F1を知らん人でも見れるように作られてるなと思ったけど、やっぱり、赤旗だったり、セーフティーカーの導入とか意味がわかるのかな?と、隣にいる息子の事を考えたかな。でも終わってすぐに息子から「めちゃくちゃ面白かった」という言葉聞けて良かったよ。

作品の冒頭で思ったことが、いきなり決勝なんだなって。もっとこう予選のタイムアタックとかあって、それよりもフリー走行からコースに合わせたマシンを組み立てる、それこそ主人公が天才ドライバーでそうやってチームを勝たせて、のし上がっていくみたいなストーリーを想像していたが、そんな事は全然なくて、なんなら予選なんて1ミリも描かれてなくて決勝レースの繰り返しでサーキットを転々としていったのも良かったんだろうな。

そして最後に俳優さんたち。
僕はブラッド・ピットという人を名前しか知らんかった。一度も作品を見たこと無いと思って今調べたらなんと、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」の主人公だと。この映画みたの2年前かな?まだ俳優の顔を認識できない頃だったからそこはしかたがないとしよう。ブラッド・ピットという名前は90年代後半によく聞いていた印象。なんとなくハリウッドスターなイメージだったけど、まさにその通りのかっこよさだった。なるほどとても60歳には見えない。

その他の俳優さんに関してはいっさい見たことがなくて、全く知らん人ばかりでそれはそれで新鮮だった。いちばん気になったのはやっぱりヒロインだ。
ケイト・マッケンナ - ケリー・コンドン(佐古真弓)
APXGPのテクニカルディレクターであり、後にソニーの恋人となる。

この、ケリー・コンドンさんがめちゃくちゃ可愛かった。過去作品を見る限り知った作品は無いから初めて見るんだろうな。アイルランド産まれの42歳だって。今まで外人さんに対してあんまり可愛いと思った事なかったけど、最近はちょくちょく可愛いなと思う人がいるよね。これは僕が年食ったからなのかな?と、書いてつい最近同じ文章を書いた気がするが気のせいかもしれない。とにかくこの娘は可愛いということだ。

さらにwikiを見て、F1ドライバーがいっぱい出てたんだなと。現役ドライバーほとんど出てるやん。なんなら、昨年の鈴鹿でも撮影が行われた ※2 みたいだ。

だらだらと思ったことを書きなぐったけど、結論としてはとても良い映画でした。ブラッド・ピットがかっこよくて、ケリー・コンドンが可愛くて、面白い映画ってことですよ。

公開日: 2025年6月27日 (アメリカ合衆国)
監督: ジョセフ・コシンスキー
配給会社: Apple、 Apple TV+、 ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ
撮影: クラウディオ・ミランダ
編集: スティーヴン・ミリオン
製作総指揮: ダニエル・ルピ

キャスト

ソニー・ヘイズ - ブラッド・ピット(堀内賢雄)
ジョシュア・ピアス - ダムソン・イドリス(森本慎太郎〈SixTONES〉) ソニーのチームメイト兼最大のライバル
ケイト・マッケンナ - ケリー・コンドン(佐古真弓)
ルーベン・セルバンテス - ハビエル・バルデム(大塚明夫) APXGPのオーナー。チーム・ロータス時代のチームメイトであり友人。
ピーター・バニング - トビアス・メンジーズ(森川智之) APXGPの役員。
バーナデット・ピアス - サラ・ナイルズ(英語版)(本田貴子) ジョシュアの母。
キャスパー・スモリンスキー - キム・ボドゥニア(江原正士)
チップ・ハート - シェー・ウィガム(加瀬康之)
リコ・ファツィオ - ジョセフ・バルデラマ(英語版)(三宅健太)
キャッシュマン - サムソン・ケイオ(英語版)(木村昴)
ジョディ - キャリー・クック(英語版)(内田真礼)
ヒュー・ニッケルビー - ウィル・メリック(英語版)(内田雄馬)
ドッジ・ダウダ - アブダル・サリス(英語版)(杉村憲司)

※以下は本人役で出演。
マックス・フェルスタッペン
セルジオ・ペレス
ルイス・ハミルトン
ジョージ・ラッセル
シャルル・ルクレール
カルロス・サインツJr.
ランド・ノリス
オスカー・ピアストリ
フェルナンド・アロンソ(早川毅)
ランス・ストロール
ピエール・ガスリー
エステバン・オコン
バルテリ・ボッタス
周冠宇
ニコ・ヒュルケンベルグ
ケビン・マグヌッセン
ニック・デ・フリース
ダニエル・リカルド
角田裕毅
リアム・ローソン
ローガン・サージェント
アレクサンダー・アルボン
観戦客 - クリス・ヘムズワース

※1 https://x.com/kimk_0031/status/1947854116505719029

※2 https://x.com/piroma8F1/status/1947411049181024371

映画『F1/エフワン』 APXGPマシン開発の舞台裏
ブラッド・ピットが明かす『F1/エフワン』の役作りに影響を与えた“実在の悲劇”
【インタビュー】『F1/エフワン』実際のサーキットで「夜中に15分だけ撮影許された」 ─ 「この映画を楽しむのにF1知識は不要」ジョセフ・コシンスキー監督に訊いた

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昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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