8月30日晴れ。
朝から村の鹿猪防護柵点検の日。
山を登って降りて柵の点検。しんどい。そして暑い。
山を下りて、皆で休憩しながら太陽にあたると、とんでもなく暑い。慌てて日陰に移動する。まるで真夏の気温だ。
ふと気が付いた。そういえば7月末に梅雨が明けたのだ。僕はその時ひょっとしたら今年は気温が上がらず冷夏になるんじゃないだろうか?と予想した。
だが予想は外れた。結果は半月遅れで季節が巡っているのだ。どうりでもうじき9月というのにとんでも無く暑いわけだ。今がちょうど8月中旬の気候なのだ。そう考えると8月下旬のこの暑さもふに落ちる。
防護柵点検が終わって家に帰ると、ものすごい心地の良い風が吹き込んでくる。家の中は想像以上に涼しかった。エアコンは無い。山あいにある古民家ゆえの涼しさを感じる事ができる。これこそが僕が田舎と古民家を求める理由だった。
まわりにアスファルトの道路はあるが、コンクリートの建物は無い。山と田んぼに囲まれた土地は少なくともコンクリートジャングルの都会よりも涼しさを感じる事ができるのだ。
そんな事を考えて横になるとつい寝てしまった。気が付けば昼。子どもたちの野球の練習を迎えに行って、昼からは子どもたちと約束していた、白龍城の温泉へ出かける。
ゆっくりと風呂につかって、少しだけサウナに入ってようやく疲れが取れた。
風呂から上がって駅そば食ってソフトクリーム食って外に出ると、でっかい雲が立ち上がっていた。
最近、昔のような入道雲を見る事が本当に少なくなった。その代わりというか、この形の雲が増えて夕立が無くなった。これも気候の変化と何か関係あるんだろうか?
そんな事を考えた8月最後の日曜日。祭りの無い秋がそこまでやってきた。
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