甲子園でカープが負けて、横浜スタジアムで巨人が勝って巨人のリーグ優勝が決まった。昨日9月26日、奇しくも僕の誕生日にww
今年のカープは間違いなく強かった。今年の初めにもそう書いた。昨年のCS出場の経験と畝コーチの加入、新井コーチ、そして先日書いた内田2軍監督の指導もあったのだろう。菊池、丸の底上げをはじめ、絶好調のブラッド、途中加入のロサリオ、ルーキー大瀬良、九里の加入。福井の復活、戸田、中崎、そして最後の最後に鈴木誠也の。数えあげればキリがないくらいの条件が揃っていた。たったひとつ、指揮官の采配を除いては。
これだけの条件がそろって普通の監督ならぶっちぎりの優勝でもおかしくない。それができなかった。一番打者すら固定できない日替わり打線。たった1人の選手への固執。そうかと思えば前日の試合で最も活躍した選手をスタメンから外す。投手も同じで、まだいけそうな勢いのある投手の交代。かと思えば、相手打線に打たれ出した投手をまるで懲罰かのように、ひっぱり、序盤で試合を捨てるような采配。これも数えあげればキリがない不可思議采配。これが今シーズンの敗因である事は火を見るより明らかである。
4月の時点、いや少なくとも交流戦に入るまでは間違いなく強かったはずの今年のチーム。そしてそれだけの不可思議采配もはねかえすほどの勢いもあって、8月の終わりにもリーグ優勝への扉は開きかけた。だが時すでに遅しだった。9月頭の巨人との直接対決3連敗で夢破れたともいえる。
何が原因だったのか?交流戦突入の時期といえばちょうど、畝さんの記事が出た頃でその事が野村さんの癇に障ったのか、あるいはオーナーの機嫌を損ねたのか?果たして、監督の采配が本当に野村さんの意思によるものなのか?ひょっとしたら、交流戦前にオーナーから、優勝するな令が出たのか?もし仮にそうだとしてもなぜ野村さんはそれに従ったのか?どうせ昨年末に辞表を出したのだからそんな命令は突っぱねる事が出来なかったのか?たとえ自分がクビになってもだ。かのルーツ監督もフロントの現場介入でシーズン途中辞任したと聞く。それぐらいの事をやって欲しかった。しかしながらそれをしない人をあえて監督に据えてあるのも事実で、カープの首脳陣が外部招へいされない最も大きな理由なのだ。野村さんが元さんにさからったらカープどころか二度と球界に関われなくなるだろう。仮に今年マーティーが監督ならどうなっただろうか?
もし、フロントが介入していないのであれば、このままCS出場でも日本シリーズに出れる事はないまず無いと思う。CSを勝ち抜くためにはCSまでに監督交代が必須条件である。万に一つ日本シリーズに出た所であの監督では恥ずかしいだけである。
来季からは監督は緒方さんだと聞く。仮にフロンが介入していたとすれば今年と大して変わらない結果になるのではないか?マエケンが抜けた戦力で今年の以上の成績も苦しくなるだろう。松田元オーナーと球団本部長がいる限りカープに未来はないのか?時期監督が誰であれ、そんな事は無いという事を証明していただきた。
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