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98年8月9日、おそらく0時30分頃
福山球場で、バスに乗り込む横浜の選手に向かって
僕は叫んだ
「今年は絶対優勝せーよ!」
その言葉通り、その年横浜は日本一になった。
8月9日の朝に急遽思い立ち福山球場に向かった。
何も知らない僕は、着いて迷わず外野席に入った。
入ってビックリ、外野はスタンドがない芝席
応援団も多分当時はまだ、内野席におったと思う。
人生初のフルスクワットを強いられた。
が、あの頃は若かったので、それぐらい屁でもなかった。
そー、9回までわ。
紀藤と三浦の先発で始まった試合は
8回で6対6の同点
それまでに、江藤と金本のホームランを見れて
興奮状態にあった僕は、全く負ける気などしてなかった。
そして、延長戦に入り、鳴り物がやみ
お客さんが少しずつ減っていく
カープも再三のチャンスを逃す
そして迎えた延長15回
当時の規定で最終回
カープは投手を使い果たし
マウンドには、菊地原毅ただ1人
そこから、横浜マシンガン打線が爆発した。
一挙8点
僕らのほかに残ってるお客さんはほとんどおらんかった。
応援団も帰っとったんちゃうかな?
それでも若かった僕は1人で声を出し続けた。
「頑張れ頑張れ菊地原!」
声がかれかかっていた。
結局、試合終了0時15分頃やったと思う。
日付が変わっていた
結果は14対6
僕の人生、
ベスト?ワースト?3に入る試合の
観戦記憶である。
ちなみにこの試合は、清川栄治が当時プロ野球記録の連続救援登板を438試合に伸ばした。6時間13分に及ぶ横浜戦(福山)で2人を抑え、プロ15年をリリーフ一筋で全うした日でもある。
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