carp2023

新井カープを占う・先発投手編

いよいよオープン戦が始まった。

果たしていったい、今年のカープはどうなるのか?新井監督の運命やいかに。選手名鑑を見ながら考察していく。

まずは投手陣。
昨年末、松田オーナーは言った。
「手術、けが明けの選手がいる先発陣は心配だが、中継ぎは経験した投手が多くいるので競争して出てきて欲しいし、戸根はキーパーソンになるんじゃないか」

ちょうどその頃は「年を越し覚悟で先発できる新外国人投手と交渉中」だったはずだが、年が明けても結局補強は無かった。

その心配な先発陣。
大瀬良大地32歳(右)大卒10年目
九里亜蓮32歳(右)大卒10年目
森下暢仁26歳(右)大卒4年目
床田寛樹28歳(左)大卒7年目

以上の4人は今のところ順調に見える。手術明けの森下、けが明けの床田も問題なさそうだ。

本来であれば、ここに投手最年長の野村祐輔34歳(右)大卒12年目の名前が無ければいけないところだが、今のところ2軍で調整中。ただ2月の中頃に本人は順調だと言う映像もあり、まだどうなるかわからない。実際、今年ダメならもう後が無いだろう。ここから復活してもう一花咲かす事ができるかどうか?いずれにせよ、ノムスケに残された時間は少ない。

もう一人、アンダーソン29歳(右)も今のところ名前が上がらない。沖縄にいるはずだがいったいどうなっているのか?

5人目に最有力なのは、昨秋フェニックスリーグで結果を出した森翔平25歳(左)社会人出身2年目か?

仮に全員に何の問題も無ければ、大瀬良、九里、森下、床田、アンダーソン、森と6人揃う事になる。ただあくまでもこれは楽観的な考えであって、昨年の大瀬良のように、シーズン途中に想定外のピッチングがあればやはりそこは交代要員が必要だろう。

他に、遠藤淳志24歳(右)高卒6年目、アドゥワ誠25歳(右)高卒7年目、そして新人の益田武尚25歳(右)社会人出身1年目、河野佳22歳(右)社会人出身1年目と、コルニエル27歳(右)3年目も先発に転向するようだ。
以上野村を除いた11人が沖縄組。

さらに日南では、
薮田和樹31歳(右)大卒9年目
玉村昇悟22歳(左)高卒4年目
中村裕太28歳(右)高卒10年目
高梁昂也25歳(左)高卒7年目
小林樹斗20歳(右)高卒3年目
そしてルーキーの斎藤優汰19歳(右)高卒1年目
が汗を流している。

ただし、斉藤は今年の計算からは除外。

立場的に後が無いのは薮田と中村祐太か?特に中村祐太はそろそろ1人立ちしないといけない立場で、本来なら沖縄に居るべきだ。

そして新井監督を最低5年の長期政権を前提に考えると、5年後の2028年には野村はまずいない。

大瀬良、九里の二人が37歳。これは黒田が41歳、永川が38歳で引退した事を考えるとギリギリのライン。いずれにせよ、今ほどイニングを投げれ無いことは想像に難くない。
森下は海外FAが2028年オフ。もしそれまでにポスティングを行使するのであれば、必然的に5年後にはいない可能性が高い。

それらを踏まえると、若手の中から最低3人は次世代のエース級、大瀬良、森下クラスが、遅くても2年のうちに育たなければいけない。

筆頭はルーキーの斎藤優汰か?マエケンと比較するなら、来年9勝を上げれる投手になるかどうか?
他には、今年の社会人ルーキー組の益田、河野、長谷部(中継ぎ)がどれだけの実力を見せてくれるか?

そして遠藤や玉村、アドゥワ、裕太あたりが1人だちできるか?

岡田明丈30歳(右)大卒8年目も先発にしろリリーフにしろそそろ復活しなければいけない。

こうやって見ると、新井監督が確実に優勝するのは今年しか無いんじゃないか?その中で若い選手がどう育つかだな。3連覇の時のように。逆に3年後はもう今年、来年のドラフト次第って事にならないだろうか?

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moja
昭和47年生まれ。生まれた時からカープファン。 姫路生まれ姫路育ち。現在は相生市矢野町榊。 パソコン販売・修理・組立、出張サポート、ホームページ制作・WEBデザインなど。 奥さん1人と4男の父 真宗門徒
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