ある方から頂いた情報です、主催が生活クラブ生協都市生活さんのイベントですが、これは「都市生活」や「コープ自然派」などに加入されてる方よりも、食品添加物や食べ物に関心の無い方にむしろ聞いて頂きたいと思いここに書きます。
食品の裏側で有名な「安部 司さん講演会」
3月12日(木)加古川総合文化センター10時から
参加費¥300(この価格で聞ける事はまず無いです)
連絡・問い合わせ、09011363711
安部司さんは、食品添加物の神様とすらいわれたのにキッパリ足を洗われました。実はその大きなきっかけは、彼が添加物で開発したゼッタイの自信作ともいえるミートボールにあります。
そのミートボールは、あるメーカーが安く大量に仕入れた「端肉」(牛の骨から削り取る、肉とはいえない部分。元の状態では、形はドロドロで、水っぽいし、味もなく、ミンチにもならないもので、現在は、ペットフードに利用されているもの)を使って、何か作れないか、とい依頼で、安部氏が開発したものです。
彼は、このどうしようもないとても食べれないシロモノに、卵を産まなくなったくたびれた鶏のミンチ肉を加え、さらに増量し、さらに、「組織状大豆たんぱく」を加え、味付けは、「ビーフエキス」と「化学調味料」を大量に使用。さらに「ラード」「加工でんぷん」「結着剤」「乳化剤」「着色料」「保存料」「ph調整剤」「酸化防止剤」をうまく加えて、ミートボールを作ってしまいます。
コストを抑えるために、市販のソースやケチャップは使わず、「氷酢酸」を薄めて「カラメル」で黒く色をつけたものに「化学調味料」を加えてソースもどき」を作り、ケチャップも「着色料」「酸味料」「増粘多糖類」をうまく調合して、「ケチャップもどき」も作ります。本来なら、産業廃棄物となるべきクズ肉を、彼が「魔法の粉」である添加物を大量に投入して、舌においしい「食品」に仕立て上げたわけです。このミートボールは、スーパーでも売値が1パック100円弱。安い!あまりにお買い得な価格!笑いが止まらないほどの大ヒット商品となり、そのメーカーは、この商品だけでビルが建ったといわれるほどだったそうです。
また、食品にまじっている100種類ほどの添加物を、瞬時に舌で識別できるそうです。皆さんは、コーヒーを飲まれる方も多いんじゃないかと思いますが、そのとき、店にたいてい用意されている「コーヒーフレッシュ」を入れて飲まれる方も多いでしょうね。さて、その「コーヒーフレッシュ」は、一体何でできていると思いますか?たいていの人は、ミルクとか生クリームが原料だと思われるのではないでしょうか?
いいえ、実は、「コーヒーフレッシュ」には、ミルク一滴、生クリーム一滴たりと使われていません。植物油に水を混ぜ、添加物で白く濁らせ、ミルク風に人工的に仕立てたものが、あの「コーヒーフレッシュ」の正体です。つまり、ミルクやクリームに見せかけた、まったくのニセモノなんです。植物油を使うことで、実際の牛乳や生クリームを使うより、はるかにコストを安く作れる。だから、コーヒー店などで「使い放題」にできるわけです。
コーヒーフレッシュの原材料を列挙すると、「植物油脂」、「カゼインナトリウム」、「加工でんぷん」、「グリセリン脂肪酸エステル」、「増粘多糖類」、「pH調製剤」と一括表示される「クエン酸」「クエン酸ナトリウム」、カラメル色素、香料(ミルクフレーバー)であり、まさしく、「牛乳」や「生クリーム」は一滴たりと使われていないのです。製品によって内容に若干の違いはあるようですが・・・
090-3990-0645