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この本を手に取るのは3度目か4度目か?過去に1~2度読みかけたが、途中で読むのをやめた記憶がある。それは僕がまだ料理に興味が無かった頃の記憶なので15年以上前か。以来ずーっと本棚に飾られていた本だ。
「12皿の特別料理」清水 義範
12皿といううちに、
おにぎり
ぶり大根
ドーナツ
鱈のプロバンス風
きんぴら
鯛素麺
チキンの魔女風
カレー
パエーリヤ
そば
八宝菜
ぬか漬け
と、12品の料理ごとに分かれた短編集になっていて、それぞれの料理の物語にそのレシピが書かれていて、料理をする身になって初めてこの本の価値に気づいたようなことだ。
ただ、この12品すべてに挑戦しようかという気にはならず、例えば鯛素麺など初めて聞いたがまあ作ってみたいとは思わなかった。
鱈のプロバンス風などというやつも、これを読んだ後でも結局「プロバンス風」が何かよくわからないし、わざわざ鱈の料理をしようと思わないがトマトソースの作り方も参考になったし、それを魚料理にかける料理を作ってみようという気にはなった。
チキンの魔女風も想像すらできなかったが、なるほどなという感じの料理で、そばにいたっては、そば打ちから始めるレシピだった。
別に料理をしないからといって、物語が面白くないわけでも無いが、料理をすることが無かった時は読みながら想像する想像力が乏しかったんだと思う。今となっては面白い1冊になった。
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